ベートーヴェン
交響曲第6番「田園」
指揮…ベーム
演奏…ウィーンフィル
好み度…4(5点満点)
東京ライブ。
明るさや軽やかさ、あるいは喜びにあふれた響きといったものはあまり感じない。しっかりした肉厚な田園である。
ただ、その厚みは野暮ったいものではなく、その中に、ときに優しい深みが感じられるようである。
第2、第3楽章等も少しゆっくりめのテンポも手伝って、明るさや快活さよりは少し重めの「しっかり」とした印象を与えるあたりベームらしいといえばベームらしいか。
終盤2楽章ではこのふくよかな厚みはこの演奏ならでは雰囲気をつくって、嵐は厚く力強く、終楽章では、その響きは何か胸にジンとくるような慈しみに似た厚みと深みを湛えて、この盤が名演と言われる所以は終盤2楽章にあるのだろうと思わせる。
面白みはあまりないのかもしれないが、やはり名演なのだろうと思う。
交響曲第6番「田園」
指揮…ベーム
演奏…ウィーンフィル
好み度…4(5点満点)
東京ライブ。
明るさや軽やかさ、あるいは喜びにあふれた響きといったものはあまり感じない。しっかりした肉厚な田園である。
ただ、その厚みは野暮ったいものではなく、その中に、ときに優しい深みが感じられるようである。
第2、第3楽章等も少しゆっくりめのテンポも手伝って、明るさや快活さよりは少し重めの「しっかり」とした印象を与えるあたりベームらしいといえばベームらしいか。
終盤2楽章ではこのふくよかな厚みはこの演奏ならでは雰囲気をつくって、嵐は厚く力強く、終楽章では、その響きは何か胸にジンとくるような慈しみに似た厚みと深みを湛えて、この盤が名演と言われる所以は終盤2楽章にあるのだろうと思わせる。
面白みはあまりないのかもしれないが、やはり名演なのだろうと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます