ブルックナー
交響曲第8番
指揮…テンシュテット
演奏…ロンドン
好み度…5(5点満点)
1981年ロイヤルフェスティバルホールでのライブ録音。
大げさに言えば、手に汗握るような、思わず引き込まれるような、そんな演奏。
何でテンシュテットはブルックナーでの評価があんまり高くないのか不思議に思う。
巨大と言うよりはしっかり引き締まったエネルギーを感じるような演奏。
情感を感じるテンポの変化をつけながら、響きは管も弦もとてもエネルギーに満ち思い切りのよさは爽快。
ときに力みすぎてか大味になってしまうこともあるこのコンビの音だが、この演奏ではしっかりまとまってもいる。
低弦やティンパニが要所でしっかり効いて響きに厚みというか凄みというかを与えているのもテンシュテットらしいか。
金管の重ね方も随所でカッコいいな、と感じさせるものがある。
ロンドンっ子の拍手はここでも盛大。
荘厳とか深遠とか、そういったタイプではないが、大層ぶることなく、大きな活きたエネルギーに満ちた、この大曲を少しの弛緩も感じさせずにあっという間に聴かせてしまうような、そんな演奏のように思う。
交響曲第8番
指揮…テンシュテット
演奏…ロンドン
好み度…5(5点満点)
1981年ロイヤルフェスティバルホールでのライブ録音。
大げさに言えば、手に汗握るような、思わず引き込まれるような、そんな演奏。
何でテンシュテットはブルックナーでの評価があんまり高くないのか不思議に思う。
巨大と言うよりはしっかり引き締まったエネルギーを感じるような演奏。
情感を感じるテンポの変化をつけながら、響きは管も弦もとてもエネルギーに満ち思い切りのよさは爽快。
ときに力みすぎてか大味になってしまうこともあるこのコンビの音だが、この演奏ではしっかりまとまってもいる。
低弦やティンパニが要所でしっかり効いて響きに厚みというか凄みというかを与えているのもテンシュテットらしいか。
金管の重ね方も随所でカッコいいな、と感じさせるものがある。
ロンドンっ子の拍手はここでも盛大。
荘厳とか深遠とか、そういったタイプではないが、大層ぶることなく、大きな活きたエネルギーに満ちた、この大曲を少しの弛緩も感じさせずにあっという間に聴かせてしまうような、そんな演奏のように思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます