ベートーヴェン
交響曲第9番「合唱」
指揮…バーンスタイン
演奏…ウィーンフィル
合唱…ウィーン国立歌劇場合唱団 他
好み度…4(5点満点)
ウィーンフィルはうまく、第3楽章での弦などやはりならではと思わせる美しさを聴かせているし、第1楽章等は力感やメリハリのある響きが好みならば後のバイエルン盤よりもよしとする向きもあるかと思うが、特別すごいときのウィーンフィルという域までは感じず、終楽章の心を揺さぶるような感銘度では大きくバイエルン盤に分があると思う。1つには個人的な好みとしてウィーン国立歌劇場合唱団の響きがこの曲においては私の好みとあっていないような気がする。声を震わせるようにしてめいっぱいに歌い上げるまさに力強い合唱は、広がりのある透明感とか清清しさとかとはちょっと違っていて、オペラにはいい方向に出るのかもしれないが、この曲には合っていないような気がする。バーンスタインの処理も含め、歓喜の歌の後の静かな合唱の部分などバイエルン盤での感動的な響きにはかなり及ばない(まぁ、あの盤のあの部分と比べるのも酷かもしれないが)。
同じバーンスタインということでバイエルン盤と比べてしまったが、そういうことなしに聴けば上等に位置づけられる演奏とは思う。
交響曲第9番「合唱」
指揮…バーンスタイン
演奏…ウィーンフィル
合唱…ウィーン国立歌劇場合唱団 他
好み度…4(5点満点)
ウィーンフィルはうまく、第3楽章での弦などやはりならではと思わせる美しさを聴かせているし、第1楽章等は力感やメリハリのある響きが好みならば後のバイエルン盤よりもよしとする向きもあるかと思うが、特別すごいときのウィーンフィルという域までは感じず、終楽章の心を揺さぶるような感銘度では大きくバイエルン盤に分があると思う。1つには個人的な好みとしてウィーン国立歌劇場合唱団の響きがこの曲においては私の好みとあっていないような気がする。声を震わせるようにしてめいっぱいに歌い上げるまさに力強い合唱は、広がりのある透明感とか清清しさとかとはちょっと違っていて、オペラにはいい方向に出るのかもしれないが、この曲には合っていないような気がする。バーンスタインの処理も含め、歓喜の歌の後の静かな合唱の部分などバイエルン盤での感動的な響きにはかなり及ばない(まぁ、あの盤のあの部分と比べるのも酷かもしれないが)。
同じバーンスタインということでバイエルン盤と比べてしまったが、そういうことなしに聴けば上等に位置づけられる演奏とは思う。
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