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喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・雪の願成寺、仁王門。

2009-01-03 15:06:22 | Weblog
蔵の街・喜多方から、正月三が日穏やかに過ぎようとしています。本日は陽も射し良いお天気でした。街なかも本当に静かです。ラーメン店が数店営業していて結構お客様が入っています。帰省客も含めて他県ナンバーの車が多いのもこの時期です。路面には雪が無くて良いお正月だったと思います。

お天気が良かったので願成寺(がんじょうじ)へ会津大仏と呼ばれる阿弥陀三尊像を拝顔し参拝してきました。家から10分もかからない直ぐそばです。境内はご覧のような雪です、こちらもとても静かで行き交う人は数名だけでした。
阿弥陀如来像(国重文)は何度も画像入れてるので、本日は雪の仁王門です、楼門造りの山門で元禄時代の建造物です風格のある門です。周りに必ず彫刻が見られますが三猿が居ます、参拝の折に見つけて下さい。仁王門と言っても仁王様が立っていた記録は無いようです。
願成寺も歴史のある名刹で浄土宗・四流の一つ多念義流の宗祖法然上人の高弟隆覚の弟子実成が、師の遺志を継承し時の領主の援助を受け1227年開山しました。福島県に最初に入った浄土宗流派です。
阿弥陀三尊・(阿弥陀如来・座高241㌢ 観音菩薩・128,5㌢ 勢至菩薩・130㌢)三体とも寄木造り漆箔、玉眼を嵌め込んだ本格的彫刻で鎌倉時代初期の製作です。京都三千院の三尊と同じ様式で東北地方では珍しいそうです。
三尊の前には・南無阿弥陀仏を10回となえてご参拝ください。と記してあります。