得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・市に蔵、二棟を寄付五十嵐さんと土井さん。

2009-01-05 14:29:04 | Weblog
蔵の街・喜多方から、市出身の五十嵐純一さん(東京在住)と土井恵重子さん(川崎)二人が所有する蔵と土地が市に寄付されます。蔵は小田付き蔵通りに在り350坪の土地に二棟、画像の蔵が居宅蔵で二階建てです。江戸時代末期の建造といわれてます。屋根の庇(ひさし)部分の蛇腹(じゃばら)は白漆喰で補修されて綺麗に仕上がりました。いずれは壁も補修されて綺麗になるとおもいます。

すぐ隣に在るもう一棟の店蔵は改修が施され現在六斎市場と蔵テラスとして活用されています。 是だけの資産を市に寄付されると云うことは大変素晴らしく偉い行為だと思います。市としても地区の景観や庭、広い駐車スペース等を活かした利用法を検討しているそうで期待しましょう。五十嵐さん・土井さん・有難うございます。お気持ちを活かし有意義に活用される事を私も願います。

この蔵のように市内には不在地主や不在持ち主の蔵が沢山あると思われます。街なかを歩いていると立派に補修している蔵もあれば 正直言ってお客様には見てもらいたくない蔵もあります。これからも蔵の街・喜多方を維持していくのには補修や維持費の問題も必ず出てくると思います。

実はこの蔵については昨年一度書いてます。五十嵐さんが蔵を寄贈するにあたり蔵を綺麗に片付けてサラにして寄付したいと言う事で蔵の内部の全ての物品を片付けて廃棄しました。庭も片付けて草刈をして綺麗にしました。小田付きの町衆会の皆さんと近所の皆さんそれに私達が加わって3日間かかりました。その前後も含めるともっとかかったとおもいます。暑い時でしたので汗をかきながらです、今になって良い想いでになりました。最後の日の夕にこの庭で五十嵐さんにビールとバーべキュウを皆でご馳走になりました。