得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・産業遺産、山都駅油庫・レンガ蔵。

2009-03-21 17:26:52 | Weblog
蔵の街、喜多方から、春のお彼岸の三連休晴天に恵まれて暖かくなりました。街なかは久々に大勢の観光客や車で賑わっています。 昼過ぎに市役所のそばを通ったら、ラーメン店に70名のお客さんがならんでいました。 お客さんがならんでいるとこの頃癖になってカウントします。案内所へチョット顔を出すと「どこどこの店は、何人ぐらい並んでたよ」と聞かれます。各案内所とも昨日から対応に大忙しなそうです。もうシーズン到来でしょうか、早くそうなってほしいものです。

本日の画像は喜多方市で先日新たに近代化産業遺産に認定された旧岩越鉄道(がんえつ)現在のJR磐越西線の遺産。 「山都駅油庫」です。
ごらんの様に駅のホームの前に在ります。山都驛と大きな名板がありました。
赤れんが造りの綺麗な建造物です。鉄道の敷設当時の建造物だと100年前の建造となります。数年後の建造としてもなかなか貴重な近代化産業遺産です。レンガは喜多方市内の樋口家の登り窯ですでに当時焼成されていました。鉄道工事ではトンネルやこうした庫にも大量のレンガが使われました。喜多方駅~山都駅間に慶徳トンネルが在りますが、大量のレンガが使用されました。
市内の上り窯で焼成されたレンガが使かわれたのですが、生産が追いつかず他所から大量に移入されたそうです。
山都駅は無人駅です、朝晩の通勤通学時には係員が居るのでしょうか?先日私が通ったときは無人でしたので、 駅の前のラーメン屋さんで聞いたらこのレンガの庫でしょうと言うことでした。この庫の他には何も見当たりません。

山都町の沼の平地区は今、福寿草の見頃をむかえています。喜多方で一番の群生地です。100万株とも言われています。連休中はこちらも大賑わいでしょう。
私は先週とその前と二回観に行ってきました。どうぞ皆さんも福寿草を観に来てください。そして山都町ではぜひ、お蕎麦を食してください。

喜多方発・彼岸獅子頭をアップ。

2009-03-20 15:50:22 | Weblog
蔵の街・喜多方から、朝まで強い雨が降っていました。屋根を叩く音がしていましたが9時ごろには雨も上がり晴天です、 風が強いので花粉がかなり飛んでいます。 マスクをしても目に入ります、外出を控えればいいのですがそうもいきません。 例年以上に花粉が飛んでいると思われます。

お彼岸の中日、春分の日です。彼岸会・ヒガンエ平安初期に朝廷で行われた仏事が江戸時代には庶民の間に年中行事化したのが、現在のお彼岸の行事なそうですが、地方により、更に土地土地で多少は違うようです。
墓地や墓石も時代によって、地方によって違うようで気候の影響もあり、積雪地帯と南国でも違うようです。

本日の画像も先日の続きで彼岸獅子ですが、特別にお願いをして、獅子頭のアップを写させたもらったのが、この画像です。獅子の面を被る後ろの青年と比べてください。
かなり大きな面です、そしてかなり重いのです。だから連続して30分~1時間も舞うことは出来ません。途中で必ず休憩を入れます。先日も書きましたが9月に舞う時は暑くて大変なのでウチワの係りが付き風を送りながらの演舞になります。

三匹の獅子にはそれぞれに「太夫」と雄・雌・がありますが、本日の獅子頭は太夫です。つまりこの獅子団のリーダーです。
能・狂言・浄瑠璃やその他の諸芸でも上位にある者を太夫と呼んだようです。

江戸時代の遊女にも吉野太夫とか高尾太夫など皆さんも聞いた事があるとおもいます、いろんな使われ方があります。

太夫も元は中国から来た官制の名で我が国にきてこうしていろんな使われ方になったようです。

本日は彼岸獅子の獅子頭「太夫」でした。

喜多方発・県北建築士協会、蔵の街で研修。

2009-03-19 21:55:16 | Weblog
蔵の街・喜多方から、福島県建築士事務所協会 県北支部 青年部の皆さんが蔵の街喜多方に於いて本日 県内におけるまちづくり事例研究会が開催されました。
喜多方のまちづくり研究と相互交流会です。

専門家による専門家の為の専門学的な見学会であり研修会・講演会でありました。
本日も街は晴天に恵まれ気温もぐんぐんあがり上着も脱ぎたいほどn暖かさでした。本日参加の皆さんと街中を散策してきまっした。

事前にレンガ蔵と「喜多方蔵の里」を是非と勧められていたそうでそれを含め私達二名のガイドで散策をしてきました。その後講演会が開かれ更に懇親会も開かれましたので本日は遅くなりましたので簡単に記して終りにします。

そのなかでレンガの蔵についての話が大きな課題でした、三津谷のレンガ蔵集落を廻り。登り窯を車窓から見ながら街へ入り喜多方蔵の里を見学しふれあい通りを散策しました。ここでの課題はアーケードの撤去と新しい街造りについてです。実際にアーケードが有った時の映像と今無くなった街並みを比較しながらの講演がありました、皆さん専門家ですので、熱心に聞き入っていました。
後の懇親会にも参加させていただき非常に盛り上がり、有意義な楽しい一日を過ごしました。

本日の画像は本日話題になったレンガ蔵の一つです。市内には100棟余のれんが蔵が在るといわれています。


喜多方発・彼岸獅子-2 中村

2009-03-18 15:21:10 | Weblog
蔵の街・喜多方から、お天気は良いし気温はぐんぐんあがって20度を超えました。
この春一番の暖かい一日です。昼頃にお墓でお年寄りが言ってました。
「やっぱし、暑さ、寒さも彼岸までだなー 昔の人はいいごど言ったなー」と
私もお花をあげて、線香を焚いてきました。

喜多方市営の上ノ山墓地公園には3000余の墓が建っています。お天気も良いし次々と車でお墓参りに見えてます。 市内から直ぐ近くに在るので大変助かってます。

そして親戚の家家に普段のご無沙汰を詫びながら線香を焚きに廻ります。

本日の彼岸獅子は昨日と違います。喜多方市内には昨日の画像の「下柴」の彼岸獅子と、この画像の「中村」の彼岸獅子があります。獅子の頭も衣装も少し違うはずです。それぞれに伝統の獅子舞ですが、舞の所作もいくらか違ってきます。
三匹の獅子にはそれぞれ 太夫 雄 雌 があります。
本日は街なかへでませんでしたが、獅子舞はどの辺を廻っていたでしょうか、

喜多方市内の小田付き蔵通りで毎年9月の第2土曜日に小田付きフェスティバルが開催されます。その時に必ず恒例で「獅子舞い」が奉納・披露されます。昨年度は数百名の方が獅子舞をご覧になっていました。だいぶ先の話ですが本年もフェスティバルが開催されると思います。私はスタッフとして毎年手伝いに行ってます。
 

喜多方発・春を告げる彼岸獅子。

2009-03-17 16:55:53 | Weblog
蔵の街・喜多方から、朝まで降っていた雨が上がり日中は曇り勝ちながら陽が射してきました。風が強い一日で杉花粉と一緒に、黄砂が降っていました。
目や鼻そして喉に大変な一日でした。一日中周りの山々が霞んでいます。マスクを外して歩いていたので本当に大変でした。
昼頃、街なかでお客様を案内していましたが、周りの山が霞んで見えないのです。

暑さ・寒さも・彼岸までと言います。確かに寒さも和らいできました。まちなかを散策する間初めてコートを脱いで歩きました。お客様方がどなたもコートを着ていないのです。

帰りに街なかで本日の画像の彼岸獅子に逢いました。お彼岸になり春を告げる行事です。喜多方市内には下柴と中村に獅子舞いが在ります。其々に長い歴史があり村の人々が伝承してます。獅子舞は各家を廻り舞います。災難除去と五穀豊穣を祈る行事と言われています。
お彼岸が過ぎるとそろそろ農作業の準備に入るようです。

市内の彼岸獅子は明日、明後日も廻っていると思いますのでどうぞご覧になって下さい。

喜多方発・沼の平の福寿草開花です。

2009-03-16 15:15:05 | Weblog
蔵の街・喜多方から、山都町沼の平の福寿草が例年より早く開花です。
今朝のローカル新聞に掲載されてました。私も先日行ってきましたがその時はまだ一面雪でしたが、本日昼頃に行ってきました。見事な福寿草です。山一面のお花畑です。新聞を見てさっそく行った人がかなりの数だお思います。概に駐車場には半分近くの車が駐車してました。県内外の車です。

広大な群生地です、約5ヘクタールに約100株の福寿草と記してあります。22日に開会式を行うのですが、一週間早めの開幕です。群生地には三つの周遊コースがありますが、駐車場から出て戻る周遊コースでゆっくり花を観て歩くと約30分かかります。足元は良く有りません。先日も書きましたが、ゴム長ぐつが一番です。一部木道ですが周りには残雪があります。池の中にカエルの卵が沢山浮いてます、間もなくオタマジャクシが誕生することでしょう。水芭蕉はまだ新芽が出たばかりです。

ここの福寿草も先日の高郷同様に田畑を耕作しなくなりその跡地に増えていったそうです。福寿草は種で増えます。昨年もお年寄りが言ってましたが、蟻が種を運ぶと言ってました。一年目には数ミリの双葉で・二年目に本葉が一~二枚。三年~四年で葉っぱが三・四枚そして五年目でやっと花が一輪なそうです。だから株で花が数輪となるのには十年もかかるそうです。でも山全体に数ミリの新芽が沢山出ていますから。益々花が増えることを予告しています。

現在は群生地内に人家は有りませんが、江戸時代から耕作され人家が在ったそうです。現在も墓地と墓石が残っています。元禄時代の遺跡もあるそうです。桐の産地でもありました。

花はこれから咲き出すのもあり、今月一杯は観れるだろうと話しています。どうぞ山都町沼の平の福寿草です。観に行ってください。 画像は拡大して観て下さい。山一面の花です。

喜多方発・近代化産業遺産、熱塩駅。

2009-03-15 15:07:31 | Weblog
蔵の街・喜多方から、日中は陽が射しましたが気温はあまり上がらないようです。
昨日は、旧国鉄日中線跡地の遊歩道に展示してあるSLを見ていただきました。

本日の画像はその旧国鉄日中線の終点、熱塩駅です。「日中線記念館」として先月近代化産業遺産に認定されました。喜多方駅から、約12KMです。日中線は昭和13年に開業し昭和59年には廃線となりました。熱塩駅までの途中に会津村松~上三宮~加納の駅が在りました。日中線を利用したことのある方は私達年代の世代でしょう。朝、夕の通勤、通学に結構利用されたようです。
最初の計画では山形県へつながる鉄道路線として建設されたようですが、現在は道路が整備されお隣の米沢市までは車で一時間もかかりません。
画像はホーム側ですが、駅舎入り口側に今も「熱塩」と書かれた大きな駅名の看板が掛かっています。直ぐ側に展示して在る客車同様駅舎も地元の関係者がイベント等に活用しています。常時公開してますので一度訪れてみてください。駅舎内部の見学は予約連絡が必要になります。駅舎に連絡先の電話番号が書いてあります。

今回近代化産業遺産に認定された中に「山都駅の油庫」がありますが、これは何時も通っていて気が付きませんでした。今度行って時に写してきます。
水力発電関連遺産として喜多方市の「雄国隧道」が認定されました。
市内には先に認定された煉瓦関連の建造物と併せるとかなりの数になります。

産業遺産巡りというお客様もお出でになってますし、蔵の街・喜多方も(仏都)会津であり歴史・文化・であり見所が増えてきました。

天候の回復を願っています。次は福寿草です。  そしてカタクリが咲き・ ひめさゆり・ はなしょうぶ・ ニッコウキスゲ・と続きます。

喜多方発・近代化産業遺産の担い手・SL

2009-03-14 15:12:43 | Weblog
蔵の街・喜多方から、昨夜から雨が降りつづきました。風も強いようです。先ほどからやっと雨が止み幾らか明るくなってきました。本日は街へ行けませんでした。

本日の街なかはどうだったでしょうか?気になるところです、この頃は土曜日に結構人出が多いようです。学校の卒業式や行事が終わって春になると家族連れが多く見えます。

南の方では桜が咲き始めたようですが、喜多方では一ヶ月後です。本日の画像は旧国鉄の日中線(にっちゅうせん)跡の遊歩道・に展示してある当時のSLです、喜多方から熱塩まで約12キロ旧国鉄のSLが走っていました。昭和59年に廃線となったのですが跡地が整備され、遊歩道やサイクリングロードとして活用されてます。
線路跡地にしだれ桜が植えられたのです。それが見事に成長しました。

喜多方から約3kMにわたり、しだれ桜が植えられました、4月の中旬過ぎには見事な桜並木になります。例年桜が満開の頃に桜ウォーキングを開催してます。本年は4月18日の予定です、コースは3㌔・5㌔・10㌔とありますが、毎年参加者が増えて今では数千人が参加する大イベントになりました。 コースの中ほどに本日のSLが展示してあります。まだ桜は先の話ですが、皆さんお揃いで参加下さい。

福寿草を二日間観てもらいましたが来週は山都町の沼の平の福寿草です。群生地の広さ花の数から言えば喜多方で一番の福寿草だと思います。来週は沼の平の福寿草です、ご期待下さい。

喜多方発・再度福寿草です。

2009-03-13 14:22:07 | Weblog
蔵の街・喜多方から、曇り空で風が強く吹いています。気象予報では明日、あさって悪い方にむかいますが、いつも予報ほど悪くなりません。
週末の街なかは又家族連れなどで賑わうと思います。 昨日と同じ福寿草です、本日の画像の方が昨日のより良さそうです。
喜多方市高郷町吹屋の福寿草です。木道が完備してあり群生地内には立ち入りが禁止されてます、カメラを持っても全体を写すのはチョット難しいです。福寿草の群生地は元は畑だったそうですが耕作をやめてから数年たって花が増えてきたそうです。吹屋地区は昨日も書きましたが、福島県営の荻野漕艇場の近くです。裏山が雷神山のスキー場なそうです。
JR荻野駅も近くにあります。また高郷公民館が近くに在り。其処の資料館には一千万年まえの鯨の化石や海牛のレプリカが展示して在ります。当時その辺の海に住んでいた貝類をはじめ多くの化石等が展示して在ります。
その昔この辺までは海でした、入り江だったのでしょうか、鯨が回遊していたことが判ります。
ボート場の下流に水力の新郷発電所が在り。対岸が塩坪地区です、標高が200M程の場所ですがそこで三十数年程前でしたか偶然に化石が発見されました。それが鯨の化石であり、海牛等の化石だったのです。確か市内の女子校生の研究生のグループだったと思います。資料館には縄文から弥生時代そして現代までのいろんな資料が展示して在ります。一度見学してみてください。

吹屋の地区の皆さんも週末は大勢来てくれれば良いなーと待っています。ぜひ福寿草を観に行きましょう。

喜多方発・吹屋福寿草鑑賞会。

2009-03-12 15:22:45 | Weblog
蔵の街・喜多方から、天候が回復したので、福寿草を観に行ってきました。
喜多方市高郷町です、県営荻野漕艇場のすぐ西側に吹屋地区があります。そこの民家の裏山が福寿草の群生地になっています。約30アールの裏庭に約4万株の福寿草が咲いています。今が盛りでしょう。

今朝は昨夜の雪が薄っすらと積もって福寿草も雪ノ下だったそうですが、その雪と花を選んで早くから県内外の車が並んだそうです。アマチュアーカメラマンが雪の下から出る福寿草の花を見つけては盛んにシャッターを押していたそうです。それにしても新潟県の方が多いと言ってました。サイン帳が置いてあります。私も記帳してきます。
本日の画像もあまり良くなかったです。全体を写すとあまり花が見えませんし。アップだとその花しか観えません。もう一度行ってきます。

土地の方がボランティアでお茶の接待をしています。美味しい甘酒をご馳走になってきました。手作りの漬物が沢山並んでいまして「お茶飲んでゆっくりしていがんしょ」と声を掛けられましたが、協力費を少し箱に入れて帰ってきました。天候の具合でもう一度行ってみようとおもいます。
もうすぐ春のお彼岸です。彼岸の入りが17日なので開催時期を16日(月)としたそうですが、花はまだ暫く観れます。
福寿草は花が先に咲いて後から葉がでますが、本日現在で葉っぱがかなり出た感じです。
どうぞ高郷町・吹屋の福寿草を観に行ってください。
そして来週は山都町沼の平の福寿草が見頃を迎えます。