得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・春の嵐、雪です。

2009-03-11 15:42:53 | Weblog
蔵の街・喜多方から、昼前から雪が降りだしました、風を伴って吹いています。
積雪は無いのですが寒い寒い一日でした。天候が良ければ福寿草を観に行こうと思ってましたが、もう少し後になりそうです。現在、見頃を迎えたのが喜多方市高郷町の吹矢地区ですが、市内からは20キロ位あるでしょうか、喜多方も広いですね。
市内の方がもうテレビで観ましたと言ってます。例年よりかなり早い開花なそうです。

高郷町は山都町の更に先になりますが、山都町の入り口に在るのが本日の画像、「一の戸橋梁」です。先月新たに「近代化産業遺産」に認定されました。JR磐越西線の現役の鉄橋です。明治43年完成(1910)100年を迎えようとしています。川の上部分が塗装の仕上げをして綺麗に成りました。3月20日~21日にライトアップを行います。18:30~20:30 この橋は完成当時は東洋一を誇ったといい、長さ445M・高さ17M毎年春から秋まで土曜、日曜、にSLが疾走して多くのカメラマンが集まる場所としても有名です。
喜多方市内にはもう一ヶ所鉄道関連で産業遺産に認定されました。喜多方~熱塩駅間を日中線が走っていたのですが、昭和59年に廃線となり当時の熱塩駅舎が「日中線記念館」として当時の面影を残しています。記念館の側に当時の客車とラッセル車も展示され、客車は催事に利用されコンサートや語り部の会等で活用され多くの方が楽しんでいるようです。

一の戸橋梁はアメリカの技師クーパーが設計しました。・・・会津ものしり検定に出題されたので覚えています。・・・そして鋼材も米国製が使われました。

福島県内には鉄道関連の遺産が数多く残っているようです。

喜多方発・雛の蔵めぐり、番外篇吊るし飾り。

2009-03-10 16:47:16 | Weblog
蔵の街・喜多方から、お天気は良いのですが本日も強い風が吹き荒れていました。ひなの蔵めぐりは終了したのですが、まちなかで先日まで無かった吊るし飾りを見つけました。
昨日のブログをプリントして旧油屋さんの店蔵に行ってきました。何組もの御雛様が綺麗に片付いて収納された後でした。私のお気に入りの江戸時代の文化財的?お雛様も収納されました。数十体のお雛様ですから仕舞うのも大変です3人の女性の方がお手伝いに見えてました。

帰りに、ふれあい通りでみつけたのが本日の画像の吊るし雛です。先日まで無かったのですが、ご覧の様にショウウインドウに数組吊るしてあります。旧するがやさんの店舗です。そしてガラスに反射して映っているのが元荒物雑貨店の嶋新商店の店蔵です。歩道から店のショウウインドウを写したのですが後ろの蔵が綺麗に写っていて不思議な光景になりました。この吊るし飾りはまだ暫くはあると思われます。市内一丁目です。

天気予報では明日は会津地方は雪が降る可能性あり、と出ていますが、今まちなかでは冬の雪囲いが盛んに解体されています。我が家でも少しばかりの植木の養生を全部外しました。添え木をして縄で確り縛り付けたのを外しました。今年は暖冬で雪も何回も積もらなかったのです。雪囲いが必要でなかったぐらいです。もうすぐ農家の方は農作業の準備に入るのではないでしょうか。



喜多方発・文化財的、内裏雛リクエストに応えて。

2009-03-09 15:36:18 | Weblog
蔵の街、喜多方から、晴天に恵まれて暖かい一日です。友達の寄り合いがあり市内関柴町上高額へ行っての帰り道、小田付き(南町)を通ります。旧油屋さんの蔵の前を通ったら声を掛けられました。
「ひなの蔵めぐり」は終わったのですが、本日は団体さんの見学があったので特別に開けたそうです。明日はお雛様も収納するそうです。

2月12日の私のブログに本日の画像が挿入してありますが、背面が暗かったのです、本日は金屏風仕立てで写してあります。先日のブログのプリントを下さいと言うご希望ですので再度おなじ文面で投稿します。 2月12日のブログです。

昨日は祝日で大勢のお客様でまちなかは賑わいました。私は小田付き、南町の蔵テラス(旧油屋)渡部家店蔵に出向きました。先日も書きましたが、年代物の雛人形が陳列してあります。なんと3時に店を閉めるまで一度も人の出入りが絶える事がありませんでした。ほんとうに嬉しい悲鳴です。
訪れる方は市内の方が多いのですが、小原酒造さんや、金忠さん、あづまさ・さん等の店へ寄った方が紹介されて大勢のお客様が見えました。県内外です。会津若松からの女性の方は、二ヶ所も蔵座敷を見学したの初めてですと言ってました。若松は喜多方に次いで蔵の多い街です。

その渡部家に展示してある内裏雛の一組に本日の画像のお雛様があります。
よくぞこれまで耐え抜いたと思われる姿ですが、まだまだ内裏雛の風格が漂ってます。勿論、江戸時代のお雛様です。この横に元治元年の内裏雛が陳列して在りますが衣装から、頭、飾りまで完全な姿です。色合いもしっかりしてますが、それと比べてもこの内裏雛は保存の状態にもよりますが、数十年は遡る作品だと思います。
当時の姿を想像するのは難しいのですが、女性の衣装は十二単で残ってますが、男性の方は、下の袴の部分が消滅してます、内部の体躯が露出してますが、上半身の衣装から当時を想像できます。顔はあまりほそながくない・うりざねがお・とはチョットちがう丸みをおびています。目・鼻・口・は細く小さく描かれて男女とも髪の毛が有りません。墨で綺麗に描いてあります。髪の毛は頭に墨で描いてその上に髪の毛を貼り付けるようですが、・・半分剥げたのが数体ありますが・・この内裏雛にはどう観ても貼り付けた跡のような痕跡がありません。経年劣化でこうなったのでしょうか?
やはり髪の毛があり、お飾りが載っていたのに現在の姿になってしまったのでしょうか・・じつにミステリーなお雛様です。15日まで蔵テラス旧油屋で陳列してます、どうぞ皆さんお揃いでおいで下さい。

今朝の新聞・地用版には全面広告2ページにわたり・蔵のまち・喜多方の冬まつり・各催が詳細に掲載されてます。14日~15日のそばフェスタから21日~22日のラーメンフェスタまで、どうぞ皆さんお待ちしてますお揃いでおいで下さい。

本日のブログは2月12日のブログをプリントの為に画像を鮮明にして再度投稿したものです。 あしからず・お許し下さい。

喜多方発・ひなの蔵めぐり、フィナーレ・2

2009-03-08 16:00:56 | Weblog
蔵の街・喜多方から、晴天にも恵まれこの春一番の暖かさではないでしょうか、
ひなの蔵めぐり本日で終了です、毎日お雛さまを観に来ていただいて有難うございました。
本日の画像も屏風で選びました。画像は一度挿入したありますが、その時は屏風が出てなかったのです。お雛様は、女雛の頭の飾りからして、江戸時代の古今雛でしょう。この型のお雛様は江戸生え抜きの雛人形ということで圧倒的な人気を得て流行したそうです。喜多方市内の今回の展示品にも数組ありました。殆どはご覧の様に鮮やかな色彩がそのまま残っています、そして屏風が素晴らしい作品です。
満開の桜に、つがいの鳳凰です。お雛様と屏風で最初から組だったそうです。
このお雛様も、ふれあい通りの上町、五十嵐六七八薬館さんでした、パンフレットには記載してありませんが毎年店に展示してあります。本日は日曜日でお店も休みでしたからもう仕舞われたことでしょう。

本年もいろんなお雛様に出会えました。約一ヶ月間毎日書きましたが、アクセス件数が多かったのは、珍しいお雛様と言うことでしょうか?額入りの押絵のお雛様でした、次いで良くぞ耐えた、文化財的お雛様でしょうか。この時のお雛様は今回の出展品で私は一番古いお雛様だとおもってます。体躯はぼろぼろです、衣装も完全に残っていません今にも朽ち果てそうですが、そして男女とも頭髪が有りません。
でも大切に保存してほしいと願っています。

ひなの蔵めぐりは終わりましたが、暖かくなって人出も増えたようです。蔵の街の情報、毎日更新しますので明日も来てください。

喜多方発・ひなの蔵めぐり、フィナーレ。

2009-03-07 15:52:42 | Weblog
蔵の街・喜多方から、ひなの蔵めぐり、フィナーレです。本日と明日で終わります。蔵のまち喜多方は、まちじゅうがギャラリーでした。80数ヶ所の店舗が参加したひなの蔵めぐりでした。
本日、土曜日のまちなかは数人づつの仲間や団体さんが散策していました。県外からのお客様が多かったようです。ひなの蔵めぐりをしている方もいましたが、ある関東地方のお客様はなんとラーメンの食べ歩きツアーで三軒の店で食したそうです。 あとでガイドさんに皆さんの食後の感想を聞いてみます。

お天気は良いのですが、風が強い一日でした。それで気温もあまり上がらなかったようです。昨日のブログで福寿草情報を少し書きましたが、今朝のローカル新聞にやはり掲載されてます。喜多方市高郷町上郷吹屋地区の福寿草鑑賞会は3日から開幕したそうです。なんと暖冬の影響で例年より20日も早い開催なそうです。近いうちに観に行ってきます場所は県営荻野ボートレース場から西側へ入った所です。案内の旗が立っているので分かると思います。地区のご婦人方がお茶のサービスや甘酒や漬物等も持ち寄って振舞ってくれます。そしてほんの気持ちだけ少し入れてくる箱が準備してあります。 どうぞ高郷の福寿草を観に行ってください。

本日のお雛様は先日画像を挿入してありますが、私のお気に入りのお雛様です。明治33年のお雛様で市内小田付きエリアの、おたづき蔵通り「三浦英次商店」の店内に展示してあるお雛様(女雛)の方です。110年の時を過ぎたとは思えないとても綺麗で上品なお雛様です。そして背面の屏風が素晴らしい作品です。フィナーレに相応しい画像だとおもいます。

喜多方発・ヤットみつけた福寿草。

2009-03-06 15:32:32 | Weblog
蔵の街・喜多方から、朝から弱い雨が降り続いています。寒さは感じません、気温は12~3度でしょうか、春の気配です。昨日福寿草を観てきました、探してやっとみつけたのがこの花です。未だ福寿草は雪の下です。喜多方市山都町沼の平地区
かなりの群生地区ですが、まだ一面の雪です、標高がかなり高いのが判ります。その中にあって、南面の雪が消えた処にやっと見つけました。まだ数える程しか芽を出していません。この雨で雪も消えるでしょうから、あと10日もたてば福寿草の群生が顔をだすでしょう。恒例の福寿草祭りは3月20日すぎです。花が咲き出したら画像挿入しますのでご期待ください。

高郷町荻野地区にも福寿草の群生地があります。こちらの方が標高も沼の平よりは低いし日当りの良い場所ですので、はやく見ることができると思います。来週にでも観に行ってきます。

もう一ヶ所関柴町楚々木地区でも福寿草を観ることができますが、昨年の例ではここの花が一番遅かったようです。荻野地区の福寿草を見てから、楚々木へ行ったらまだ一面の雪でした、福寿草の群生地は田畑が広がる平地ではなく山間部で南面の傾斜地に多いようです。花が咲いても足元は雪解けで非常に悪いので出来ればゴム長靴がお勧めです。さらに山間部ですから街なかとは気温の差がかなりあります。防寒にも気おつけてください。

週末です、お天気が回復する事を祈っています・・ひなの蔵めぐり・・8日の日曜日まで市内の80余の店舗等が参加して開催してますどうぞお楽しみください。いろんなお雛様に出会えます。

喜多方発・吊るし雛の逸品あり、

2009-03-05 16:48:51 | Weblog
蔵の街・喜多方から、昨日のローカル新聞に紹介されていたのが本日の画像の吊るし雛がある喜多方市岩月町の旅館「おさらぎの宿」です。喜多方温泉とも呼ばれていました。館内は至る所に美術工芸品が展示して在りますが、伝統的なお雛様が3組、壇飾りでフルセット展示して在ります。おそらく江戸時代末期のお雛様と明治頃のお雛様ではないでしょうか?その前に大きな長い吊るし雛が2冠吊るしてあります。さらに別室に本日の画像の吊るし雛が2冠ありました。何れも素晴らしい作品でした、それぞれ離れているので画像で一つには出来ませんでした。大きくて広い館内には美術工芸品が数多く展示して在ります。私が訪れた時にやはり新聞で見ましたと言うお客様がお見えになりました。

おさらぎの宿は市内からはチョット離れていますが、車では10分余で行ける場所です。三津谷のレンガ蔵のすぐ先です。周りにはまだ雪が残っていました、大仏山の登山口に在ります。まだしばらくは展示してあるそうですからどうぞ見学してください、℡ 0241-23-1126へお問い合わせください。

喜多方発・押絵のお雛様もあります。

2009-03-04 16:16:58 | Weblog
蔵の街・喜多方から、ひなの蔵めぐりも、あと4日で、3月8日(日)終わりますが
2月4日からはじまってますから、ひと月以上です。伝統的なお雛様から現代のモダンなお雛様まで観ていただきました。                                                         たしか未だ画像入れてないのが本日のお雛様 「押絵びな」だと思います。それも額入りで金色の背面に壇飾りで5壇揃ってます。額の幅の都合で5人囃子の一人はお休みしてます。掛け軸や、色紙は多く観られましたが押絵は珍しいとおもいます。羽子板に貼られる押絵と同じ物がお雛様になった感じです。それぞれの人形に衣装が着せてあります。 このお雛様も、ふれあい通り、下町南部の「おしゃれハウスむとう」さんの店内に展示して在ります。パンフレットのお店の紹介には春~よこい 早~くこい店内春色いっぱいで-す。おでかけフアッション入荷中!と記してあります。素晴らしいフアッションのお店ですのでぜひ寄ってみてください。多種類のお雛様が揃っていますが先日画像いれた7色に光り輝く陶器製のお雛様がとても素敵だと思っています。

本日の喜多方は一日中曇り空です。週末に向かってお天気回復する事を願います。このまま暖かくなればもう直ぐ福寿草だと思いますが、近いうちに行って観てきます。

喜多方発・本日はひな祭り、とっておきの雛様は御所雛。

2009-03-03 14:45:19 | Weblog
蔵の街・喜多方から、3月3日はひな祭り、「ひなの蔵めぐり」とっておきのお雛様は豪華絢爛・御所雛。レキミチ(歴史的みちすじ)の駅に近いほうに老舗旅館の「俵屋」さんが在ります、玄関ホールで出迎えてくれるのが本日のお雛様です。御所雛・宝玉作と名がありました。素晴らしい壇飾りです。

パンフレットの案内に天井付きのひな飾りです、チョット珍しいかもしれませんと記してあります。

玉座・・天皇の御座所を模したのでこうゆう飾りになったと思われます。背面が金屏風でなく、襖になってます鳳凰の絵柄が大きく描かれていています、天井にも絵柄が描かれていました。本日の画像も窓のガラスで逆光が入りチョットだけみえ難いところが在りますがこれは是非お勧めの逸品だとおもいます。
先日も書きましたが玄関の内側とか店の中はチョットためらう方がいますが、声を掛けてお入りください、優しい女将さんが笑顔で迎えてくれます。そしてお茶までご馳走になってきます。よく何処の店でも「お茶一杯飲んでイガンショ」と声がかかります。これが喜多方流のおもてなしでしょう。

本日は街なかに、会津若松・東山温泉のマイクロバスが駐車してました、先日もそうでしたが泊まりは東山温泉で、日中に蔵の街へ来て散策してラーメンを食して温泉へ帰ると言うお客さんが結構いるようです。喜多方にも温泉が在ります。ゆっくり温泉でお休みください。

蔵のまち喜多方の、ひなの蔵めぐりは3月8日(日)までです、残すところ5日ですどうぞひなめぐりをお楽しみください。

喜多方発・親子仲良く家族びな。

2009-03-02 15:21:45 | Weblog
蔵の街・喜多方から、お天気は良いのですが、強風が一日中吹き荒れています。気温も上がらず寒い一日です。ひなの蔵めぐりも3月8日(日)までです。市内80余ヶ所の店舗や施設で展示しています。ふれあい通りだけで約30店舗参加してますが、店によっては表からは見えなくて店内に展示してあるところは皆さん遠慮しているみたいですが店に入って声を掛けてゆっくりご覧になれば良いと思います。

この節は毎日の様にテレビで全国のひなめぐりを放送しています。今朝も県内の白河のお雛さまを放送してました。先日は県北の奥州街道追分の町桑折の雛です。
山形県も各地でひなのみち、スタンプラリーを行ってますが、最上川舟運で栄えた村山市では、5000体の雛人形が長さ50Mのひな壇に勢揃いという「段々ロングな雛まつり」と言うそうですがこれは圧巻きでしょう。新潟県の村上のお雛様も素晴らしいそうです。 江戸時代に栄えた町には今も立派なお雛様が在るようです。我が蔵の街喜多方でも老舗の店では江戸時代から伝わるお雛さまを皆さん展示してますがもっともっと蔵の中で眠っているのではないでしょうか?
市内商店街のお雛様だけでなく近郷の農家のお雛様もこの際に提供してもらい店で一緒に展示してもらえばもっともっと数も増えて、ひなめぐりをしているお客様も楽しんでもらえるとおもいますが、? いかがなものでしょうか。

本日のお雛様は現代のかわりびなで、先日も画像入れました、木之本漆器店さんの「親子仲良く家族雛」です。桐の粉人形・手びねりの手作りです。可愛らしい微笑ましい人形です。