真夜中のひとりごと・・・・・☆

ちょっと元気なリラックスタイムに心動いた事など・・気まぐれに色々と できれば画像も加えて書きたいと思いま~す。

恐怖体験

2010-11-07 | ダイビング


素晴らしい秋晴れに恵まれ風は無くとっても静かな


青い海


水中フォト派の数人の友人と楽しくダイビングを


期待を胸に港を出港



正面には上部だけほんのり雪化粧の富士山が



海面は少し流れていましたが 潜行してとても穏やかな


海中でした 水温20℃から21℃


やや白く濁りがあり7m~8mの透明度


 



大きな石(岩)の傾斜面を伝っている内に次第に流れが


強く感じられ これは。。。。。ボートの地点に


戻るのが大変になるのでは 


ガイドさんをしっかりマークしてカメラを構えるのは


やめにしようと思った時には すでに激流に変わって


いました


水深30mオーバーしていたのでとにかく ガイド


さんを見失わないよう必死に浅い方に 岩を両手で


伝いながらの移動


危機感は今まで感じた事が無いほどのものでした


それでも 何とかボート下の地点にたどり着き


ガイドさんが持った太いロープに手が届き救われた~


と安堵  他の人たちは・・・・?


友人を心配に思うゆとりもできましたが


残圧を見たら30  


ここでガイドさんが姿を消したので 皆を迎えに行った


のだと確信 そこへ2人の友人が同じロープに来たので


少し心強くなり安全停止をして浮上しようと思ったところ


その太いロープは水深7m位の所で無くなっているでは


ないですか 


ボートから下ろされているロープは5m以上離れていて


激流に逆らって泳がなくては 絶対に届かない位置


そうしている内にどんどん空気が無くなり レギュから


空気がほとんど来なくなり 意を決して浮上


幸い 何とか ボートから出ていた流れの先の


浮き輪状のブイに手が届きつかまる事に成功


BCに送る空気も無いため仰向けに浮いて ロープを


引き寄せてくれるのを待ちました


ロープに一緒にいた友人2名は一緒に無事ボートに


戻っていて助かりましたが 他の2名は流されて 


ちょうど岸近くに居たダイバーやボートに救援して


もらい無事でした まぁ、ベテランダイバーなので


適切な行動ができると確信していましたが


 


エントリーした時には穏やかだった海が20分後に


激流になるという経験は過去に1回経験していますが


ここまでの恐怖体験は初めてでした


エアが無くなる恐怖は もう絶対に経験したくない


死を覚悟した体験でした・・・・・



何事も無かったかのような綺麗なサンセットを


見ましたが・・・・


遭難って やはり予測不可能な緊急事態の発生で


起こるものだという事 非常事態に落ち着いて


対応できるスキルを身につけておかなければ。。。


と痛感すると共に みんなが無事で本当に良かったと


安堵しました    


大潮の時は要注意っていう事をもっと警戒しておく


べきでした…


ただ 今回の激流は ガイド歴35年のガイドさんも


初めての体験だったようです


 


教訓 自分の身は 自分で護るしかないんです