キット:アカデミー ヒュンダイ・ポニー (1975)
仕様:市販車
ヒュンダイ・ポニーは、ヒュンダイが1975年から発売した乗用車です。エンジンなど所々は三菱・ランサーの部品を使うなど影響を受けていますが、基本的には韓国が独自で開発した初めての乗用車で、韓国の自動車史での転換点です。外観はイタリアのジウジアーロデザインが担当していて、直線基調の垢抜けた印象になっています。ファストバックスタイルの4ドアセダンが基本形で、アカデミーもそれをキット化しています。
キットはよくできていて、接着剤は使うものの高い精度と練られた部品分割のお陰でストレスなく組み立てることができます。成形品もあらかじめ色付けされているので、素組みのままでもそれなりに見栄えがします。自動車プラモデルとしては名作に入るでしょう。
小型セダンですが片側横2灯の前照灯が迫力を増しています。さすがジウジアーロということでしょうか。
ボディは自分の好みで空色に塗りました。一応、カタログでこういう色はあったみたいです。
成形品は真っ赤だったので顔料の染み出しが心配でしたが、厚めの下地塗装のおかげかそれは起きずに済んだようです。
角ばっているので見切りは良さそうです。
ストンと落ちたファストバックがスマートです。
シャーシは排気管以外無塗装です。
おまけで付いてきた当時風コンパニオンのお姉ちゃんの人形です。おまけながら造形に抜かりがなく、とてもセクシー。肌の塗装にはこだわりました。
それでもまあ、70年代という感じはします。
以上、ヒュンダイ・ポニーでした。
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