黒鉄重工

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【アカデミー】1/24ヒュンダイ・ポニー【プラモデル製作】

2025-01-30 22:26:09 | スケール模型製作記
今回は韓国のアカデミーから発売されている1/24ヒュンダイ・ポニーのプラモデルを作ります。
普通の4ドアセダンだけなように見えますが、これは韓国が初めて量産した国産車として韓国自動車史の画期的車両なのです。日本で言うところのトヨダAA型です。


 
 

ハッチバックのようにも見えますが、セダンなんだそうです。
成形品はパッケージと同じ赤で着色されています。形状が似ているとかは分かりませんが、プラモデルとしてみるとカッチリとしたシャープな造形でいい感じです。ボディの艶も十分ですね。


車体はジウジアーロが設計していることもあって結構イケたデザインです。


風防部品です。ウィンカーとテールは透明赤と透明オレンジで成形されているので、組み立てが楽です。
タクシーの行灯みたいな部品が付いていますが、今回は使えなさそうです。バリエーション展開を見越した部品なんでしょう。韓国映画にポニーに乗ったタクシー運転手を題材にしたものがあったはずです。


シャーシと内装です。多すぎず少なすぎず、最適な分割だと思います。


1970年代の車なのでクローム部品が多めです。ホイールは鉄チンむき出しとホイールキャップ付きの2種類あります。


その他、細々した部品です。


ゴム製タイヤとホイールと車軸を繋ぐポリキャップです。
それと、コンパニオン風女性フィギュアが付属します。ポニーが出展されたモーターショーかなにかでそばに立っていたコンパニオンらしいです。

射出成形品ですがかなり微細な造形をしています。ちょっとおどろき。
スカートの内側までしっかり再現している凝りようで、お兄さんは今から何色に塗ろうか想像して鼻息を荒くしています。


デカールです。ナンバープレートとインパネとバッジだけ。


テールとグリルから作っていきます。組み立て精度は高いです。
比較的低グレードのモデルを作ろうかと思い、テールのウィンカーは赤成形品を使いました。
接着はセメダインのハイグレード模型用を使えば怖いものなしです。

 


簡単にできました。バンパー先端のウレタン部分も部品が分割されているので、メッキ部品に色を乗せる必要がなく助かります。
前照灯のレンズカットがもっさりしているのは少し減点です。これは日本製キットでも時々見られるものです。金型製作方法の違いによるものでしょうか?レンズカットは昔のキットの物の方が実感的でした。


私はシャーシは原則無塗装で作りますので、今回もそのように。排気管は銀で塗装しました。
シャーシもカチッとした造形とピタッと決まる組み立てです。


ぼちぼちボディを塗ります。赤はケバいので塗り替えます。白いサーフェイサーとベースホワイトを駆使してボディを白くします。成形品の顔料の染み出しを防ぐためにいつもより厚めに塗っておきます。

 

内装を作りました。低グレード車設定なので地味めに塗りました。。


お姉ちゃんも並行して作ります。こういうおまけは本体よりも先に完成させるに限ります。先に本体を完成させるとおまけは別に作らなくてもいいや・・・とやる気が続かないことがあるからです。
クレオスのラスキウスという人形の塗装用のブランドの塗料を初めて使ってみました。重ね塗り前提の設計なので普段の塗装とは勝手が違います。慣れるのは楽じゃないですが、艶っぽいおみ足が塗れてニッコリです。

 
 


胴体は、先に肌色を塗ってから白ワイシャツを上塗りします。このとき肌色を少し透けるように残すのがコツじゃ


ボディが塗り上がりました。ラスキウス・アウラの空色を使いました。パステル調の色がほしい時にこのブランドは重宝します。なかなか大衆車っぽい色でしょう。

 


光沢クリアを吹いて研ぎ出しをしました。ボディラインが比較的単純なので作業は楽ちんでした。


ホイールは鉄チンを選びました。鉄チンのくせにクロームなのは生意気なのでつや消しクリアを吹いてグレードを下げました。


お姉ちゃんの顔を塗ります。漢の筆塗り一本勝負です!


各パーツが出来上がりました。
各四肢は無垢で成形されていて、ほぼレジンキットみたいな分割になっています。よーやるわ。


魅惑の生足。なかなかお色気ある造形ですね。おまけにするにはもったいないよ。
おぱんつは厳正な審議の結果、青に決まりました(ゲス顔)


最後に目入れです。これはもうガンダムマーカーで点付けしました。とりあえずごく軽くペン先を当てて当たりをつけた後に、黒目を塗り拡げる具合です。


各部を組み立てて完成です。
アカデミーがカーモデルを作らせるとこうなるのかと驚きました。とても堅実な造りで、ストレスが出ません。前にヒュンダイ・サンタフェを作ったときはちょっと微妙と思ったところもありましたが、ポニーにはそれがありませんでした。アカデミーやるなあ。
おすすめのキットですが中々日本の市場には再入荷してくれないみたい。かなしい。


お姉ちゃんとともに。


後ろ。トランクリッドがややさみしいのでダックテールとか付けたらかっこよさそう。


ヒュンダイ新旧車withお姉ちゃん。
キットの品質が高かったし、組み立てと塗装も楽しめたので実に充実した製作になりました。ありがたや。

完成品はギャラリーにて。


<使用塗料>
ボディ:CL111空色
インパネ:H55ミッドナイトブルー
ダッシュボード:H22グレー
座席:H32ダークグレー
人形肌色下地:CL01ホワイトピーチ
人形肌色上塗1:CL03クリアーペールレッド
人形肌色上塗2:CL06クリアーホワイト
人形靴:C100マルーン
人形髪:C40ジャーマングレー
人形スカート:H79サンディイエロー
人形シャツ:HC07ブルースター
人形スカーフ:ガンダムマーカーイエロー
人形地面:C11ガルグレー


 
 
 


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