黒鉄重工

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藤枝の東急バスとその他諸々 後編【2017/6/3】

2019-06-03 23:15:03 | バス・航空機撮影記
宇嶺の滝を立ち去って、静岡県道32号線を北上します。典型的山道です。しばらくすると三叉路に当たります。ここから川根方面へ続く県道63号線へ移ります。
ちょうどここの三叉路が市境になっています。まあ看板がすごい多い。賑やかでよろしきこと。


63号線も山道でして、笹間川沿いに進みます。途中で笹間集落を通ります。ここに集落があったのかと発見でした。走っていくとやがて大井川鐵道沿いに走る県道77号線にぶつかりますので、それを北上します。
どこでSLを撮影するか思案しながら運転していましたが、田野口駅周辺にすることにしました。


まず上り普通列車を撮影。16000系でした。


駅前にある小さな山「堂山」に登ります。前に一度ここで撮ったことがあって、その時はいい感じにできたんですが、年月が経つうちに木が生長してしまって昔のような画角では撮れなくなってしまいましたとさ。


101レ「かわね路」1号が通過していきました。うーんまあ、ぼちぼち。


もう1本上り普通列車を撮影。またもや16000系でした。


さらに下り普通列車が続けて来たので撮影。これも16000系でした。今日はこれしか動いていないのかしら・・・。

この後は道の駅川根温泉・・・の横にある川根温泉ホテルで温泉に入りました。道の駅の温泉よりも小さいのですが、きれいで人も少ないので思い切りくつろぐことができました。
ただし昼飯は安い方の道の駅の食堂で食べました。


だらだらとしているうちに上りのSL急行「かわね路」2号がやってくる時間になりましたので、河原まで下りて第一橋梁の下から撮影。牽引機はC56形44号機。
今度はいい感じになりましたよ!


客車7両で間に2両トーマス客車を挟んでいたのですが、そこは避けるような構図でそれっぽく。
第一橋梁はどう撮ってもそれっぽい写真になるのだ。


SLを見送ったら山を降りて今度は静岡空港へ行きます。
空港ターミナルビルの脇にある石雲寺展望台ではなく滑走路の端の先にある「だいだらぼっち広場」というところに今回初めて行きました。着陸の経路上、広場の真上を飛行機が通過する形となり、とても迫力のある場所です。まあ飛行機は小さいのしか来ないのが玉に瑕。
なお公共交通機関のアクセスはなく、空港からも5kmの距離があり、高低差のある道を登り降りするので、自動車で行くのが現実的な手段です。車がないと行くのが厳しい場所です。


来ましたね。FDAの鹿児島からのJH134便です。機材はE175(JA09FJ)。金色の塗装をしたやつです。


見切れたけどこれは迫力があって良いですね~。


後追い。
これの後はだいだらぼっち広場を離れて、空港隣の石雲寺展望台へ転戦。


今度は今見たJA09FJの離陸を見ます。
プッシュバックされているところでした。後期に造られたERJのウィングレットってデカいんだな。


手前の誘導路をタキシングします。あれ、こっちを進むってことはいつもと反対側から離陸するんだ。
静岡空港の滑走路は西北西~東南東に向かって延びていて、基本的には東から着陸して東へ向けて離陸します。飛行機の離着陸は風向きにも影響されますが、静岡空港の場合多少風向きが悪くてもお構いなしのようです。
このJA09FJはそのセオリーとは反対側の向きへ向かって飛ぶのでちょっと珍しいのです。


JH149便福岡行きとして離陸したJA09FJ。


ちょうどよい画角で目の前を通過していきました。これには大満足。

これで今日の撮影はおしまい。お家に帰りました。
おしまい。

藤枝の東急バスとその他諸々 前編【2017/6/3】

2019-06-02 21:42:57 | バス・航空機撮影記
2017年6月3日。
しずてつジャストライン(静鉄バス)が相良・藤枝方面から渋谷まで走る高速バス「相良渋谷線」の運行を2016年12月から運行をはじめました。乗り通すと4時間半~5時間くらいかかる長丁場なバスですが、当時としては車両的に興味深い路線でもあります。

まずしずてつの車両は渋谷相良線の運転開始に合わせて三菱ふそうエアロエースを導入しました。これがなかなか一大事で、ふそうのバスを導入したのは約10年ぶりのことです。10年前にふそうと揉め事があってそれ以来発注を止めていた、という根も葉もない噂が立ってるくらいで、詳細は不明。
しずてつはこのエアロエースを皮切りに他の営業所でもエアロエースや路線バス用のエアロスターを導入しています。少し前まではエルガとセレガ天国だったわけですが、それも過去のものになりつつあります。

もうひとつは、共同運行相手が東急トランセということ。これまでの提携相手だったJRバスや京王バスではないのですね。行き先の渋谷を地盤に持つ東急トランセと組むのが適当だったから、といったところでしょうけど、これも詳細不明。東名急行バスの時の縁が手伝ったとは考えにくいし・・・。
東急トランセは他の私鉄系高速バスと比べると影が薄いもんですから(東名急行バスの時に痛い目にあったから・・・)、まさかこんな近所で見られると思わず。

と、いうわけでそれらを撮影しに藤枝駅へと出向いたわけです。
ちょっと早めに付いてしまったので、肩慣らしに他のバスを撮影します。これは日野レインボーRJ(岡部2693)。



初めに古いレインボーが来たかと思ったら今度は最新型のいすゞエルガLV290(岡部883)です。この頃はまだ新型エルガは珍しく、また塗装もあのブロック模様の標準塗装もマイナーチェンジが加えられたばかりでしたのでやはり珍しかったのですが、容赦なく広告ラッピングしますね。
岡部の旧エルガもブロックの一部が藤色になっている独自塗装の車がいくつかいるんですが、大抵ラッピングされているので未だに見れたことがないです(恨み節


時間になりましたので、駅の南口の方へ。8時28分発の3号を撮影します。これはしずてつ運行便です。
上記の通り車はエアロエース(相良867)です。いや本当にふそうの車だわ・・・。
前も書いたかも分かりませんが、この県外路線用の塗装は好きですね。旧塗装で使われていた色を踏襲しつつ躍動感ある配置になっているのが良いです。


次の5号が来るまでまた北口に戻ってバスを撮ってみます。
これはいすゞキュービック+富士7E(岡部2825)。地方のバスの代名詞。


ふそうエアロスターK(岡部2844)。これも静岡市内からはかなり減りましたが他の地域ではまだいますね。でもこれを書いてる2019年はどうなってるんでしょ。


そして5号が来ました。これは東急トランセの運行便です。車は日野セレガ(3602)です。
ていうか東急トランセのバスは初めて見ましたが、派手な色使いなんですねぇ。


助士席側も撮影。前面は左右非対称なんですなぁ。


背後。車体の隅を黒塗りしているのが独特だ。
というところでバス撮影は終了。


藤枝市のマンホール蓋。そういえば未撮影だったかもと思い。

撮影終了時の時刻はまだ9時半。これでお家に帰ることもないな、と思ったので大井川鐵道へ足を伸ばしてみることに。
藤枝から大井川鐵道までは国道1号バイパスを経由して県道64号か国道473号を走るのが一般的ですが(今日は車で来ました)、つまんねーやつだなと思ったので県道32号線を経由してみることに。
地図を読んでみると途中に滝もあるようなんで、そこも寄ってみようということに。そうと決まればすぐ行きましょう。別に急いではいないけどSLを撮影できないのはちょっと嫌なので。


こんな経路です。
はじめは片側1車線でしたが段々と順調に道幅が狭くなっていきましたね。


滝の手前に小さい駐車場があったのでそこに車を駐めます。
そこに周辺の観光案内図がありましたが、昔に作られたと思われる手書きの味のあるものでした。
バス停の案内もありましたが流石に今はもう走ってないだろ・・・と思いましたが、今も自主運行バスのようなものがあるんですね。
で、これから行くのは図の右上にある「宇嶺の滝」というところ。「うとうげ」と読むんだそうな。


駐車場から歩いて100mくらいのところに滝の入口がありました。大きい石碑があるので分かりやすいです。
道路を走っていると急に現れる感じで、入り口の直ぐ側には駐車場はありません。さっきのところに駐めて歩いてきてよかったです。


周辺はこんな感じ。滝の流れる川には名前はないっぽいですが、流れた先には瀬戸川があります。瀬戸川の源流のひとつといったところですかね。
道路から滝までは遊歩道が整備されているので歩きやすいです。


坂道を降っていくような形になります。左上に見えるガードレールのところが県道32号線です。


滝のすぐ近くまで着きました。こちらが宇嶺の滝でございます。
滝の手前にある木々に遮られて全容をカメラに収めるのは難しい・・・。


細い滝ですが落差は70mあるんで意外と規模はあり、見応えがあります。
サーッとまっすぐ下に落下しているのも美しいと思います。


滝壺。水量は結構あるのね。
ここからもっと下れば滝の正面まで出られたようだと帰ってから知りましたが、当時はここに来たところで満足してしまったんでこれで撤収。
ふたたび大井川鐵道を目指します。

今回はここまで。