中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 112 春は名のみの

2012年02月03日 20時03分28秒 | 日記

   今日は節分・・あすは、ようやく「立春」です。

   節分は心の鬼を追い出す日・・・・この俳句がお気に入り・・・中学生が詠んだ俳句なんですよ。
   胸に沁みて、毎年この時期になると描いて見たくなります。
   下の作品は9年前の作品・・・古いから悪いと言うことはないですよね(言い訳!)
   
   今描いて、これ以上のものが描けない・・・これは何でしょう?
   不可思議な事です!

   さて、我が故郷にも春の足音は近づいているでしょうか。
   二月、第三土曜日は「日本三大奇祭 西大寺会陽(えよう)」・・・通称「裸祭り」
   今年で、502回目・・・古くは格式のある宗教行事であったようですが。

   現在は観光に変わっています。テレビ中継もされます。たぶんRSK/山陽放送。
   

   この写真は、故郷に住む同級生のブログ「いのしし日記」からシェアさせて頂きました。
   本堂の天窓(御福窓)から裸の群れに向かって、香を深く炊き込めた「宝木・・しんぎ」が投下されます。
   辺りの灯りをすべて消して、午後10時に投下・・・
   ウォ~っと、地鳴りのように響き渡る声。裸の群れは渦巻き、本堂からなだれ落ち、群れからはどお~と湯気が立ち上る・・・
   雄壮な景色が繰り広げられます・・・見応えのある祭りです。

   この宝木を奪い合い・・・見事、所定の場所まで運んだ人が「福男」・・ご褒美が頂けます。

   それにしても、後ろの方にいる裸さん・・さむそうですね!

   この行事が終われば、故郷,備前平野にも「春」がやってきます。
   
   PS この本堂では昨年9月。NHKドラマスペシャル「とんび」の撮影が
     行われました・・・同じ場所とはとても思えませんが!

   


コメント (4)
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