やがて来る「雛祭り」を先取り・・・茶道では季節感を大切に。少し早く取り入れます。
子供の頃の思い出。
弥生の中頃「雛」をかざります・・昭和30年代・・・田舎では「旧暦」で祝ったのです。
・・・ネズミにおびえなつつ、物置から、座敷に運び込みます。
しまうとき、お顔に掛けておいた薄紙を外すと「生き生き」としたお顔が現れます。
お内裏様の気品に満ちたお顔。
まだ物が豊かでなかった時代。「昭和25年」妹の誕生を祝って、母が「大阪」から取り寄せたという「五段飾り」
三人官女、五人囃子、右大臣左大臣、泣き上戸、笑い上戸・・・と、すすみ
最期の段には、お姫様のお輿入れのお道具「針箱、たんす、かがみ」等を飾り付け・・・
小さなお膳に、会席料理のまねごとを盛りつけ、ひなあられ、菱餅を飾り付けて完成です。
ぼんぼりの明かりを灯し、お花を生けて、・・・「きれいねえ」
子供の頃の優しい思い出は、大人になっても生きる力になるのですね。
あのお雛様は。今ではネズミの巣になっているかもしれません。
暗い物置で泣いていらっしゃるかも・・・
しまい込んだままで、おそらく40年近くになると思うのです。
時代は巡って・・・ホントに昭和は、遠くなったなあ!・・・
今日はお茶の先生宅で「お道具」の整理を致しました。
弟子・・・総出です。
先生は昨年末、お稽古場を閉じられました。89歳・・・品良く、見事に謙虚な生き方を貫かれました。
時の流れとは言え・・・残念でたまりません。
が、これからも「茶」の道を歩む限りは、先生とご一緒!
頑張りなさいね・・・の声が聞こえて来るのです。
時代は巡っても「変わらぬもの」もあると信じて・・・
子供の頃の思い出。
弥生の中頃「雛」をかざります・・昭和30年代・・・田舎では「旧暦」で祝ったのです。
・・・ネズミにおびえなつつ、物置から、座敷に運び込みます。
しまうとき、お顔に掛けておいた薄紙を外すと「生き生き」としたお顔が現れます。
お内裏様の気品に満ちたお顔。
まだ物が豊かでなかった時代。「昭和25年」妹の誕生を祝って、母が「大阪」から取り寄せたという「五段飾り」
三人官女、五人囃子、右大臣左大臣、泣き上戸、笑い上戸・・・と、すすみ
最期の段には、お姫様のお輿入れのお道具「針箱、たんす、かがみ」等を飾り付け・・・
小さなお膳に、会席料理のまねごとを盛りつけ、ひなあられ、菱餅を飾り付けて完成です。
ぼんぼりの明かりを灯し、お花を生けて、・・・「きれいねえ」
子供の頃の優しい思い出は、大人になっても生きる力になるのですね。
あのお雛様は。今ではネズミの巣になっているかもしれません。
暗い物置で泣いていらっしゃるかも・・・
しまい込んだままで、おそらく40年近くになると思うのです。
時代は巡って・・・ホントに昭和は、遠くなったなあ!・・・
今日はお茶の先生宅で「お道具」の整理を致しました。
弟子・・・総出です。
先生は昨年末、お稽古場を閉じられました。89歳・・・品良く、見事に謙虚な生き方を貫かれました。
時の流れとは言え・・・残念でたまりません。
が、これからも「茶」の道を歩む限りは、先生とご一緒!
頑張りなさいね・・・の声が聞こえて来るのです。
時代は巡っても「変わらぬもの」もあると信じて・・・