67camper's Blog

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ボーカルも良いソウルフルピアノ、Les McCann

2008-02-25 02:21:40 | jazz & vocal
Les McCann Ltd. Live At Shelly's Manne Hole
(Limelight LS86036)


 あるコーヒーメーカーのコマーシャルに使用された"Killing Me Softly With His Song”は73年のグラミー受賞曲として本邦でも有名ですよね。もちろん歌ったのはロバータ・フラック。彼女を育てたのが、本日の主役、レス・マッキャンです。ゴスペルフィーリングあふれるファンキーなピアノも良いですし、シンガー顔負けのボーカルがこれまた絶品ですよね。アップ盤はシェリーマンズホールでの65年大晦日のライブ盤です。

 メンバーはLes McCann(p, vo), Victor Gaskin(b), Paul Humphrey(ds)のトリオです。ライブにふさわしいファンキーナンバー"She Broke My Heart"で幕をあけます。A面の白眉はやはりアーヴィン・バーリンの"All Alone"です。唯一この曲のみで彼の渋いボーカルを聴くことが出来ますよ。B面はMy Fair Ladyで使われた"I Could Have Danced All Night"でスウィンギーなピアノが心地よいですね。Bー3 の"Young And Foolish"でのバラードもまた良いですね。コアなジャズファンはunderratedの烙印を押しており、あまり注目されるピアニストではないですが、vocalを含めてマッキャンの特徴がでた好アルバムに仕上がっています。

 所有盤はライムライトのステレオ盤で、この年代だとこれがオリジナルですかねぇ。また情報がありましたら、ご教示宜しくお願いいたします。