67camper's Blog

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ダイナミックレンジが広くなったマイフェアレディー

2010-01-14 04:07:11 | jazz & vocal
My Fair Lady/Shelly Manne
(Contemporary M3527)


 アンプが好調になると途端に聞き慣れたアルバムを次から次へとかけてしまうようになるのはジャズファンならみんな同じではないでしょうか?と言っても名盤という名盤は既にアップしていて、アップしようとしてもダブってしまいます。いやいや、一枚ありました。ロイ・デュナンの録音の一枚。コンポらを代表する名盤として知られるシェリー・マンの"My Fair Lady"です。数少ないコンテンポラリーのオリジナルモノラル盤です。

 もう説明の必要もありませんでしょうが、西海岸を代表するトリオ、Andre Previn(p), Leroy Vinnegar(b), Shelly Manne(ds)のトリオです。A-1の「教会に間に合うように行ってくれ』かおなじみの曲のオンパレードです。「君住む街で」、「彼女の顔に慣れたよ」と続くくだりはこのアルバムの白眉です。低音を生かしたプレビンのピアノ、太いビネガーのピチカート、マンのブラシと極めてクリアになった感じがします。JJのダイナミックレンジの成せる技でしょうか?、折角変えたのでそう思いたいものです。B-1の「アスコット・ガボット」などでもトリオが一体となったゴムまりのように弾んだ演奏が心地よいですね。

 所有盤はイエローラベル両溝のモノラル盤です。オリジナリティについてはよくわからないですが国内盤はステレオじゃなかったでしょうか?パワー管をJJに変えて少しサウンドカラーの違いを感じています。