22日が終日だった2つの展覧会のレポートをば。
まずは同門だった 塩川素子さん の個展 ink art by SHIROKI から。
会場のアメリカンクラブは会員制の施設だそうで、高級感漂う落ち着いた雰囲気。
地下に降りてすぐの空間に、躍動感溢れる作品が一堂に。
海外でも展覧会を開く彼女の作品は、今回もおそらく越前和紙を使い、
墨は実験を繰り返した結果の独自のもの。
絵画的でありながらも、余白、空間、呼吸といったものには、書の流れを感じ、
その融合が、特に海外の方には、和でありながら絵画的という魅力を感じるのでせう。
中には銀箔を使ったものもあり、奥行きのある和モダンな作品で素敵でした。
その写真が残念ながらピンボケで、とほほ・・
以前お邪魔した個展の時もそのマチエールに想像力をフル回転させても、
どうしたらこういう線が生まれるのかわからなかったけれど、
一瞬の中にある無限の可能性を探す作業、そこに強い生命力のようなものを感じるのでして。
文字のデザインのお仕事や、広尾5丁目にあるお寺での書道教室を主宰するなど
益々活躍の場を広げる彼女には、色々と刺激をもらってばかりです。
私ももっと自分らしい世界を探すぞ~っと
次回は醜美舎展をレポートします。