心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

私のもったいない

2016-09-16 | つなぐ展

書をやっていると、反故紙も溜まるのでして。

気に入らないなら捨てればいいのだけど、なんか引っかかるとか
この部分だけは気に入ってるんだけどなぁとか言って。

時々揚げ物の油切に使ったり、レンジまわりの掃除や窓ふきに使ったり、
老猫がほぼ毎日ゲボするので、そのキャッチャーに使ったり

それだけじゃもったいない・・ということで
今回は柿渋で染めて、紙箱や猫たち用の枕を作ってみたり
お菓子が入っていた箱は、額に見立ててあれこれ遊んでみました~


お菓子の木箱に墨を塗って、玄関の鍵をひっかけるものとか。



これは小さい紙の箱に作品を貼って。玄関のハンコ入れとか。


作品をカットして残ったものは、栞にしてみたり。
左奥はペットボトルの灯り。中には電池で灯す灯り入り。



何度も登場してるけど、昔の糸巻きの灯りとか(普段寝室で使ってます)
拾ってきた石ころに和紙を貼って、インテリア風とか
筆は、母が長年溜め込んでいたものたち。



まぁ、お遊びです

毎日なんとなく忙しがしくて、気ぜわしくて、
ゆっくり物事を考えたり感じたりすることを忘れているような。

私のまわりでも、介護や子育てで自分の時間がなく
かといって、どこかに出かけたりのんびりもできないというような
ことを最近よく聞きます。

17日(土)13:00~のワークショップでは、
心静かなひと時を持ちつつ、、漢字という形を借りて
自分と向き合い、開放するヒントをお届けできたらと思っています。

まだまだ知らない自分を探しに〜。

ご参加下さる方は当日、会場で。
墨を使うので、多少汚れてもいっかという服装で。
手ぶらでご参加くださ~い。

今日のワークショップは、おがわみかさんの
「手織り機でコースターを織る」です。
私も会場にいるので、体験してきま~す
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歳時「器」展のご案内~

2016-09-16 | 書展・展覧会情報

つなぐ展、開催中ですが、続けての展示会のお知らせをば

昨年の10月、ギャラリースペース游での山﨑まさおさんの器展に
書の作品を何点かご一緒させて頂いて。
その模様は⇒こちら

早くも1年、今年もコラボさせて頂けることに。
たまたまとはいえ、スペース游の住人?と思うほど
ずっとギャラリーにいます 

山﨑さんの器は、粉引の作品を中心に普段使いの
お茶碗、マグカップ、お皿、急須など、さりげなく
やさしい風合いのものばかり。

愛川町で自宅兼アトリエがあり、そこには大きな窯も。
山の中だよ~とのことですが、ギャラリーのオーナーと
一度見学に行きたいね~と話しています。

アトリエでは陶芸教室もやっているそうです。
まずは山﨑さんの器に会いに来て頂けましたら、うれしいです。
私も山﨑さんのごはん茶碗を愛用しています

そして、私は~。
山﨑さんの器と共に、家ごはん、家カフェを楽しむ空間に
さりげな~く置いて頂けるような作品をば。

シンプルで、音楽が聞こえてきそうな世界をお届けできたらと
思っています。

 ■日時:2016年9月21日(水)~10月2日(日)
     11:00~17:00 最終日 16:00まで
     【9月26日(月)・27日(火)休廊】


 ■会場:ギャラリースペース游
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おがわみかさんの染織の仕事

2016-09-16 | つなぐ展
                        タペストリー

おがわみかさんのタペストリーの両脇にあるのは、
残った部分を額に入れて、インテリアとして楽しめる作品に。

今回のテーマ、もったいない!から素敵へ、について、こんなメッセージが。
 
 私のもったいないからすてきは、少し余ってしまういとから。
 カシミヤのストールをつくるとき、必要な糸の量を計算して割り出して紡ぎます。
 だけどいつも足りなくなるのが心配で少しだけ多く紡ぎます。
 そして無事織り上がると、少しの糸が残るのです。

 織り上がって良かったけれど残っていく少しの糸たち。
 今回は、そんな糸たちで二枚のストールをおりました。ほっこり温かそうな黄色の。
 冬木立のようなの。
 はじめからそのつもりだったみたいに仲良くストールにおさまってくれました。


さて、こちらはコースター。


今日16日のワークショップは、おがわみかさん担当。


たて糸に毛糸やわたや布をよこ糸に見立てて通します。
お気に入りの色や風合いのコースターを織りあげませんか?

ということで、こんな感じのコースターを作ります。


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