さて、今日は私の大好きな作家、越智麗川氏の作品をば。
2009年、横浜での「次代を担う43名の新進作家展」に出品されていた作品の中で、
素敵だなあと思った作家さんの作品を、拙ブログで ご紹介 させて頂いたことがあり。
その中のお一人が麗川氏で、以来コメントを頂いたり、書展に伺ったりして、
そのご縁で書TENのメンバーにと、お声をかけて頂いたのでして。
あれからもう5年の月日が経ったんだなぁと、感慨深いです。
「明日戦争がはじまる」は、宮尾節子さん の詩。
麗川氏は、その時の世相や出来事などを題材に書かれることも多く、
心に迫るものがあります。
ぐいぐいと引き込まれるような、感情が蠢き、絡まり合うような激しい線と、
それに相反して穏やかで温かい表情の文字たち。
全てが、吐き出される感情だったら、観る者は行き場を失い
やりきれなさや無力感にさいなまれるだけになるかもしれない。
けれど、麗川氏の作品には、光と影の両面があり、
そのことは少なくとも私には、救いであり許容であり希望でもあり。
書は人なりとは、まさに麗川氏の作品を拝見しているとしみじみと
ご本人の作品への思いはこちらへ⇒忘己利他
「喜」。喜には3つの喜びがあるというお話があり。
そのお話はたぶん、麗川氏のブログでアップされるのでは
「日月」 今回初めての金文作品だそうです。
画像は一部、麗川氏のお社中でもいらっしゃる洋三氏のブログ Yoz Art Spaceから
拝借しています。
今回私のカメラと腕が悪くてすごーく不安だったので、
洋三氏にも撮影をお願いしまして~ばっちりです
私は昨日の作品ともう1点、般若心経の作品ありますが、また後日。
明日は木原光威氏の作品と席上揮毫のレポートをば。
お楽しみい頂けましたら嬉しいです。
沙於里さんに作品の解説をしてもらうと、自分では気づかない一面が見えてきます。
褒めていただき、嬉しいです。
それにしても、出会いから5年ですか
私にとって沙於里さんは、10年も20年もお付き合いしているような、心を許せる大切な人です。
これからもお見捨てなきよう、お願いします
自分の中で「好き」や「素敵」と思うものは、今も変わらずぶれていないんだなぁとつくづく感じています。
5年という月日、おつきあいさせて頂く中で、益々お人柄や作品に魅かれています
こちらこそ、これからも懲りずにご教示くださいませ