昨日の続き、現日春季展レポート。
伊地知星夏氏
「さ霧消ゆる湊江の舟に白し朝の霜 ただ水鳥の聲はしていまだ覚めず岸の家」
文部省唱歌の「冬景色」だそうで。
最初の部分のアップ↓
キレのある線、リズミカルな空間には、白く清々しい凛とした空気を感じました。
そして中谷翠泉氏の「上下」。
余白の余韻は書ならではの所作。
抽象はわからないとよく言われますが、書で鍛えた線、余白美は
まさに書の真骨頂だと思います。
今回気になった左:「文」は三宅剣龍氏、右:「凸凹凸凹凸凹」は高橋楓哥氏。
書風もいろいろある現日会。
刺激をたくさん頂いてきました。 3日まで国立新美術館で開催中。