心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

現日春季展 レポートその3

2014-02-26 | 書展・展覧会情報
                       

昨日の続き、現日春季展レポート。

伊地知星夏氏 
「さ霧消ゆる湊江の舟に白し朝の霜 ただ水鳥の聲はしていまだ覚めず岸の家」

文部省唱歌の「冬景色」だそうで。
最初の部分のアップ↓



キレのある線、リズミカルな空間には、白く清々しい凛とした空気を感じました。

そして中谷翠泉氏の「上下」。
余白の余韻は書ならではの所作。

抽象はわからないとよく言われますが、書で鍛えた線、余白美は
まさに書の真骨頂だと思います。




今回気になった左:「文」は三宅剣龍氏、右:「凸凹凸凹凸凹」は高橋楓哥氏。

書風もいろいろある現日会。
刺激をたくさん頂いてきました。 3日まで国立新美術館で開催中。




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