心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

木簡臨書

2013-07-11 | 木簡
                     「到験問審」 (半紙)


先週の書道教室蘭秀会で参考に書いてみた木簡の、↑は創作。
「到」を大胆に強調してみたくて。

最初の臨書はこちら。



「到」のつくりを強調して、愛嬌のある「験」や、あくびをしているような表情の「問」、
今の審では、うかんむりに番のところ、うかんむりに米に田になってるけれど
のんびりした表情を書いて見たかったのですが~


この木簡は、すっきりとしていて、線に言い訳がなくて清々しいなぁ、という印象。
私が書くと、形のきちんとした臨書にはならないのだけど、
この自由で大らかで、伸びやかな世界が書けたらなぁ・・と 







教室では、母組は行草、楷書、かなを、沙於里組は今は木簡を書いています。
私にとっても、教室で臨書する時間はとても貴重で、まだまだ知らない自分探しは
果てしなく続くのでございます 






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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (のぼる)
2013-07-11 18:44:32
いつもながらの精進に刺激をうけています。
楽しいだけの写真から「私の写真」が写せるように精進しないとね(*^^)v
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Unknown (翠蘭です)
2013-07-11 19:26:10
木簡というのは、そもそも、昔の人の、メモ帳だと聞いているのですが、いつも、お稽古で書く
木簡は、やはりそのような感じですか?
お手紙的なものでしょうか?
難しい漢字ばかりの世界で、よくわかりませんが、楽しい内容ですか?
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のぼるさんへ (沙於里)
2013-07-11 23:40:47
まだまだ「しょうじん」の「し」の字の手前ですが、
「私の書」が書けるように、もっと書きまくりたいです
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翠蘭さんへ (沙於里)
2013-07-11 23:50:47
木簡は、荷札だったり、政府の通達や占い、お墓に入れるあの世の門番への伝達事項だったり、
文字の練習をした木簡もあるそうです。
楽しい内容というのはあまりないみたいですが、興味を持って頂けたら嬉しいです。
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Unknown (みかりん)
2013-07-12 17:01:30
沙於里さん、お久しぶりで~す!
あまりの暑さに、思考が鈍ってオリマス。

沙於里さんの木簡。お会いしてないのに、お人柄が
想像できて、好きです。

自由でのびやかでおおらかな世界。
私も憧れます。現実は、厳しいことが多いけれど、せめて
紙の上では、なにものにも縛られない私でありたい!!と
強く思うのですがー。

もし東京に帰ったら、沙於里さんの絵手紙講座に参加するぞ~!
って思ってます。
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みかりんさんへ (沙於里)
2013-07-13 02:46:01
お久しぶりです♪
ほんとまだ7月なのに、連日の酷暑、先が思いやられますね。

あ。 大雑把な性格、バレバレですか 
でも、気持ちが元気じゃない日に書くと、木簡もどこか頼りなげになります。
なので、書は心のバロメーターみたいなとこあるのかもしれません。

きゃ~絵手紙講座ですか~
おそれ多いですが、お目にかかれたら嬉しいです♪
いつもありがとうございます。
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Unknown (翠蘭です)
2013-07-16 00:31:58
木簡を書くときは、どんな毛の、筆を使うといいのですか?また、墨や。紙はどうでしょう?
教えてください。。。。。。
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翠蘭さんへ (沙於里)
2013-07-16 22:47:57
木簡は色々な書風があるので、これがいいというのはないのですが、
ちなみに最初の2枚は、太い羊毛、下の2枚は「雅」です。

木簡に限らず、この筆、この紙がいいというのはないように思います。
自分自身がどんな風に感じて、どんな風に臨書をしたいのか、
それによって筆も紙も、探してみてはいかがでせう 

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