心の免疫力~書とことばから

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雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

閑古錐

2012-09-11 | 禅語・般若心経
                         (半紙)


久々に禅語。「閑古錐」 かんこすい 

意味は・・閑は静か、古はずっと前からあるということ。
鋭い錐(人間)が長い時間を経て、使い込まれていくうちに丸みを帯び、
静寂で穏やかな無生心になった状態のこと。
        
       (「こころの深呼吸 すっと気持ちが楽になる 禅語」永岡書店より)


この禅語、今まで自分ではあまり眼にとまらなかったんだけど、
書道教室で、蓬泉さんのリクエストにお応えして書いてみた参考作品。
あ、器の輪郭は顔彩もなかったので、朱墨と墨で。

いい言葉だなぁ・・と。


誰のためでもなく、自分の心をもっと自由で、楽に生きられるように
閑古錐の境地に、いつか辿り着きたいものぞよ 


今日の1曲は、鉄拳の 「振子」 のバックミュージックに使われていた
Museの  Exogenesis: Symphony Part 3
しっとりと沁みる曲です 




こちらもお時間ありましたら→インテリアの書

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4 コメント

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Unknown (のぼる)
2012-09-12 10:49:50
この禅語があるっていうことは、なかなかそうなれないっていうことですね。
私の“いくつになっても“とっちゃん坊や”に通じますね。
昨今はお年寄りの方がキレるようで・・・・・
「いい歳をして・・・」が死語になりそうな。
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のぼるさんへ (沙於里)
2012-09-12 19:50:27
なるほど~(^^)
人生は、たいてい達成できないまま終わるものだそうで
「いい歳をして・・」って言われないよう
私も気をつけます


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Unknown (美游)
2012-09-13 19:09:27
沙於里さんのブログで読むと、禅語がとても身近にしみじみと感じられて、私も書いてみようかな・・・という気にさせられます。ありがとうございます^^
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美游さんへ (沙於里)
2012-09-13 21:33:31
おほ~そんな畏れ多いですう。でもうれしいです。
蔦サロン、伺いたいと思います♪
蔦サロンは以前、藍染めの作家さんと二人展をさせて頂いたことがあります

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