![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/d7/fdd149ce088d11887fdb19d90e124913.jpg)
半紙に描いた作品の部分
最近、小学生の頃住んでいた国立の映像が、ふと浮かぶのでして。
当時住んでいたのは、昭和の平屋。庭には一応小さな池があって。
隣町の医師の野上先生が、時々川釣りの帰りに立ち寄って、
釣った魚の数匹は台所で調理されて、残りの数匹はその小さな池に放して。
でも、数日で猫に食べられたりしていたかも。
父の友人は変わり者が多くて。
たぶん父も相当の変わり者だからだけど。
確か東大の教授だった、名前はなんだっけな・・大抵夜遅くに、
いつもカランコロンと下駄を鳴らしながら訪ねて来られて。
その音が遠くから聞こえてくると、父が慌てて電気を消せ~と。
なにせ、その先生はとにかくお喋り好きで、朝までなんてことになるわけで。
色白で目も口も声も大きくて。(って、子どもの頃の印象だけど)
教授は「電気消しましたね、起きてるでしょ?」と、玄関をノックし続けたと
あとで聞いたような記憶が(笑)
時々、野上先生とその先生と、父と母とで深夜まで語り合い
大いに笑う大人の会話が、内容はわからないけど、羨ましかったなぁ。
いつかその仲間に入りたいと思っていたものでした。
そのころ、家ではよくJazzが流れていました。
Sonny Rollinsとか、コルトレーンとか。
もちろん歌謡曲全盛を共に生きてきましたが、歳を重ねてまただんだんと
Jazzを聴きたくなってきたところです。
Jazzの好きなところは、そこに流れる豊かな時間と信頼、なのかなと。
ということで、今日はこの曲と♬
Hannibal and the Sunrise Orchestra - Misty
ぼくにとって豊かな時間は何もしない時間で、そんな時はJazzを聴きたくなります。豊潤な時間の流れを味わえますね。
最近はそんな時間の過ごし方も出来てなくてJazzも聴いてません。少し前にアップされてたビル・エヴァンスを聴いて懐かしなぁと思ったくらいですから。
久しぶりにJazzを聴いてみようかしらん。
歳を重ねると要領が悪くなるし、物忘れも増えたりして、なんだか一日バタバタしているような気がします。
せめてJazzを聴いている時は、な~んにも考えず手も動かさずにゆったりとした時間を過ごしたいなぁと、しみじみ。
たまには、お互い、Jazzでも聴きましょかね(^^)