新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

年賀状が完成!

2012-12-22 21:23:04 | 日記・エッセイ・コラム

けさ、平日よりは遅いものの、休日にしては早く目が覚めました。
二度寝しようかとも思いつつも、懸案を片付けてしまおう と、ベッドから出て、モーニングコーヒーを飲みながら来年の年賀状づくりにとりかかりました。


でも、さっぱりアイデアが浮かびません


3週間前、市立図書館に出かけて来年の干支「巳」に関する素材を収集してきたのですが、当初ぼんやりと考えていたアイデア(そのための素材収集)ではあまり面白い年賀状はつくれそうもありません。

そこで、今年撮った写真を見て、アイデアを発掘することにしました。


ところが、今年撮った写真の数たるや、露出など設定を変えて撮り直したものや大失敗作を含めると、約6,500枚もあります(実際に数えたわけではなく、今年の写真フォルダに収まっているファイル数です)

1枚1枚見ていったら、それだけで3連休が終わりそうですので、ある程度あたりをつけて見ているうちに、これは使えるかもしれない…という写真に行き着きました。


さらに、新年を寿ぐフレーズをネットで探して、今どき使う人なんてほとんどいないようなのを発見


ここまで来れば、一気呵成です。


例年通り、ラベルマイティを使って、第一案完成させました

そのイメージがこちら


121222_1_01


今年のゴールデンウィーク後半に行ってきた五浦(記事はこちら)で撮った写真を使ってみました。


3・11の大津波で流出してしまった六角堂を、地域復興シンボルとするべく再建した話は、前向きで、新年にふさわしいネタかと思った次第です。
風景としてもキレイですし…。


でも、試し印刷したものを表にしたり裏にしたりして見ていると、どうも新年っぽくない
水平線から朝日が昇ってくるタイミングだったら良かったかもしれませんけれどねぇ。


ということで、再び、写真フォルダを物色し始めました。
と、、、、アレ


よく撮れている写真だし、見つけてきた「新年を寿ぐフレーズ」にも合う


さっそく、写真を入れ替えて、文章を修正して、更に、図書館で入手してきた素材の一部を借用して、第二案完成


でも、すぐに印刷にかかるわけではありませんで、読みやすくするためにフォントを選んだり、装飾を工夫したり、レイアウトを変えたりと、細々した作業がつづきます。

そして、残っていた古い年賀はがき試し印刷しては修正して、試し印刷しては修正して、、の繰り返しです。ちなみに試し印刷に使ったはがきは、この後、郵便局に持っていって新品の普通はがきと交換してもらいました(手数料が5円/枚かかります)。


その作業の途中、引用した「図書館で入手してきた素材の一部」からアイデアが浮かびました


新年を寿ぐフレーズ」をちょいといじくって、私の造語に置き換えたのです。

でも、この年賀状を受け取った人のうち、こんないたずらに気づく人はどれだけいるのでしょうか


ちなみに、年賀状「徒然煙草バージョン」も造りました。
基本はオリジナルバージョンと同じなんですが、当然のようにアレですよ…
年が明けたら、このブログで公開いたします


   


ところで、このブログで五浦訪問記を書くべく、岡倉天心のことや、岡倉天心茨城大学との関係を調べるうち、どんどん近代日本美術の大プロデューサー岡倉天心という人に惹かれていきました

そして、「天心遺跡」を管理している茨城大学責任感心意気と天心に対する敬愛の念にいたく心を打たれまして茨城大学「岡倉天心記念六角堂等復興基金」にささやかな寄附をしました。


それから数ヶ月経って、茨城大学からずっしりと手応えのある郵便物が届きました。
なんだろう…? 領収書は随分前に受け取っているし…、といぶかしく思いながら開封すると、入っていたのは、「記念品の送付について」と題するレター「天心・六角堂復興プロジェクト」のリーフレットや「五浦六角堂再建記念 五浦と岡倉天心の遺産」展図録などなど…


121222_1_02


ますますもって心を打たれました


結構遠いけれど、また五浦に行かなければ


   


さて、ちょいと出かけて、きょう公開の映画「大奥~永遠~[右衞門佐・綱吉篇]」のレイトショーを観てきます。

コメント
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