新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

ムダな動きが多かったけど収穫もあった一日

2014-05-01 19:20:58 | 旅行記

今回の「紀伊半島旅行」最後の宿となる奈良のホテルに到着して、この記事を書いています。


よせば良いのに朝からブログ(こちらの記事)を書いていたものだから、出発のタイミングが遅れ、その後もビミョーに乗りたいバス乗り遅れたりして、ムダな動きの多い一日になってしまいました。
もっとしっかりと予定を組んでおくべきだったな、と反省しています。


もっとも、適当な(≒臨機応変な)予定だったがゆえに、掘り出し物の観光ができましたから、まぁ良しとしましょう。


さて、きょうは、行きたい場所が①神宮徴古館②二見ヶ浦(夫婦岩)2ヶ所で、最初に神宮徴古館を観覧し、内宮経由鳥羽行きのバスに乗って二見ヶ浦を見物したあと、もう一度内宮に行って時間の許す限りお札を頂いたり(ふり返れば、伊勢神宮ではなぁ~んにお土産的なものを買っていなかったおはらい町・おかげ横丁を散策する算段でした。


ところが、きょうの実際の旅程は以下のとおりでした。


ホテル(チェックアウト)⇒徒歩宇治山田駅(コインロッカーに荷物を投入)バス内宮前(20分ほど時間つぶし)⇒バス⇒神宮徴古館倭姫宮神宮徴古館バス内宮前経由)夫婦岩東口・二見シーパラダイス前⇒徒歩夫婦岩⇒徒歩賓日館⇒徒歩(駆け足)⇒二見総合支所前(バスに乗り遅れ)⇒二見表参道近くの喫茶店昼食二見表参道⇒バス(宇治山田駅前・伊勢市駅前月夜見宮経由)外宮前⇒徒歩外宮・正宮⇒徒歩宇治山田駅伊勢志摩ライナー大和西大寺駅近鉄奈良線近鉄奈良駅⇒徒歩ホテル


きょうはバスの「伊勢鳥羽みちくさきっぷ」「1DAYフリーきっぷ」を買いましたので、4回乗っても運賃は1000円ポッキリ 正直書けば、きのう「2DAYSフリーきっぷ」(1600円)を買っておけばもっとお得だったんですが…
でも、二見ヶ浦(夫婦岩)はつまらなかった…


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雑誌やTVで見たとおりの昭和の香り漂う観光地でしたし、ちょうど干潮30分前潮が引いていましたし、それよりも、気の利いた昼食を摂れる店がなかったのが、つまらなさを助長してくれました。

それで、早々に退却するべく、バス停を探して歩き始めたわけですが、ふと視界に入ったのが、この建物でした。


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なんとも豪壮なお屋敷が立っています。
興味津々で入口に近づいていきますと、案内板が立っていました。


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なんでもこの建物は伊勢市(旧二見町)が所有する「賓日館(ひんじつかん)」というもので、伊勢神宮の賓客の休息・宿泊施設として藤堂藩砲台跡地に建設されたのだそうで、皇族を始めとするVIPたちが滞在したのだとか。
現在の建物は、1930~36年にかけての大増改築によるものなんだそうな。


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入場料300円で内部を見物できる(一部を除いて写真撮影)と聞いて、バスの時間を気にしつつも見物することにしました。


詳しくは後日書きますが、2階の大広間凄まじいことといったらありません


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120畳敷きの大空間に、折り上げ格天井、そしてシャンデリア、そしてそして、能舞台のようなステージ


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まさしくこの世のものとは思えないスペースでした。
きょうはこの辺にとどめますが、何も知らずにさ迷いこんだ「賓日館」は、望外の大収穫になりました。
「バスに乗り遅れたのは賓日館のせいだのは確かですが、賓日館のおかげでモヤモヤしたまま二見を去ることにならなかったもの、また事実です。
いやはや、驚きました。


   


近鉄奈良駅からホテルに向かって歩く途中、こちらのポスターを見つけました。


140501_2_07 見紛うことなくリキテンスタイン


奈良県立美術館で、「アメリカ現代美術の巨匠達」展が開催されているようです。


明日の予定は、「お約束の興福寺国宝館しか決まっていませんので、訪問先の候補に加えておきましょう。


ところで、奈良県立美術館はどこにあるんだろう…
と、探してみると、東を東大寺に、南を興福寺に囲まれた県庁の裏手でした。
これなら行きやすいゾ


でもなぁ、、、まだ行ったことのないお寺や、高校の修学旅行以来一度も行ったことのないお寺にも行ってみたいしなぁ…


夕食を食べながら、もうちょっと考えます。


【追記】きのう(5月4日)、録りだめていたビデオを観ていると、4月27日放送NHK「日曜美術館 アートシーン」「アメリカ現代美術の巨匠達」展が紹介されていました
放送されていた時間は、朝食を食べに外出していたからなぁ… と弁解したりして…
(2014/05/05 07:03)

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お伊勢参りの順番

2014-05-01 09:07:18 | 旅行記

きのう、伊勢市に到着し、荷物を預けるべくホテルに向かう道すがら、きのう・きょうの旅程を考えていました。
今回の「紀伊半島旅行」に出発する前は、伊勢神宮(内宮・外宮)おはらい町・おかげ横丁、そして、こちらの記事で書いた「旧・山田郵便局電話分室」を巡ることだけ決めていました。
ただ、その順番をどうしようか決めておりませんで、どうしようか… というわけです。


とりわけ悩んだ(深刻な悩みではありませんが)のが、外宮と内宮のどちらに先に行ったら良いのかということ。
何かしきたりのようなものがありそうな気がしつつも、下調べをほとんどしていなかったんですな


ホテルに荷物を預けた後、とりあえず内宮にも外宮にも行きやすそうな宇治山田駅まで歩いてみました。


と、宇治山田駅偉容ビックリ


140501_1_01


伊勢市の玄関口は伊勢市駅ではなく、宇治山田駅なんじゃなかろうと思い至りました。

そういえば、伊勢市の旧称は「宇治山田市」でしたっけ…


そこに現れた路線バス、そのボディーに書かれた文字 に目釘付け


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お伊勢参りは 外宮から 内宮へ


おぉ~私の悩み をお見通しのようなありがたいご示唆 というか神様のご託宣


さすがは「神都」です


昨夜、ちょいと調べると、伊勢神宮のHPに、


神宮参拝の順路は、多くの場合まず外宮からというのがならわしです。


と書かれていました。

ホント、面目ない…


   


こうして、まず外宮へ向かったわけですが、外宮にお参りする前に、「旧・山田郵便局電話分室」(現・レストラン「ボンヴィヴァン」)の外観を拝見しました。


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いやはや、想像以上にステキな建物

中庭の眺めも良いし、


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まるで地中海沿岸の雰囲気(行ったことはないケド)で、とても伊勢神宮外宮の入口至近とは思えない風情でした。

いつかはお食事してみたい と思いつつ、手持ちの現金少なくなっていた私は、隣の伊勢外宮前郵便局でお金を下ろしました。


140501_1_05_2


伊勢外宮前郵便局は、外観通り「街の郵便局」でしたが、局内には、昔、この地に立っていた「宇治山田郵便局」博物館明治村に移築されているという説明書きが貼られていました。

この場所に、この建物が立っていたなんてねぇ~


140501_1_06_2


おっと、そろそろきょうの活動を始めねば

きょうは、この旅行では一番のとても良い天気です

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