今回の「紀伊半島旅行」最後の宿となる奈良のホテルに到着して、この記事を書いています。
よせば良いのに朝からブログ(こちらの記事)を書いていたものだから、出発のタイミングが遅れ
、その後もビミョーに乗りたいバス
に乗り遅れ
たりして、ムダな動き
の多い一日になってしまいました。
もっとしっかりと予定を組んでおくべきだったな、と反省しています。
もっとも、適当な(≒臨機応変な)予定だったがゆえに、掘り出し物の観光
ができましたから、まぁ良しとしましょう。
さて、きょうは、行きたい場所が①神宮徴古館、②二見ヶ浦(夫婦岩)の2ヶ所で、最初に神宮徴古館を観覧し、内宮経由鳥羽行きのバスに乗って二見ヶ浦を見物したあと、もう一度内宮に行って時間
の許す限りお札を頂いたり(ふり返れば、伊勢神宮ではなぁ~んにもお土産的なもの
を買っていなかった
)おはらい町・おかげ横丁を散策する
算段でした。
ところが、きょうの実際の旅程は以下のとおりでした。
ホテル
(チェックアウト)⇒徒歩
⇒宇治山田駅(コインロッカー
に荷物を投入)⇒バス
⇒内宮前
(20分ほど時間つぶし)⇒バス
⇒神宮徴古館
⇒倭姫宮
⇒神宮徴古館
⇒バス
⇒(内宮前
経由)⇒夫婦岩東口・二見シーパラダイス前
⇒徒歩
⇒夫婦岩
⇒徒歩
⇒賓日館
⇒徒歩
(駆け足
)⇒二見総合支所前
(バスに乗り遅れ
)⇒二見表参道
近くの喫茶店
で昼食
⇒二見表参道
⇒バス
⇒(宇治山田駅前
・伊勢市駅前
・月夜見宮前
経由)外宮前
⇒徒歩
⇒外宮・正宮⇒徒歩
⇒宇治山田駅⇒伊勢志摩ライナー
⇒大和西大寺駅⇒近鉄奈良線⇒近鉄奈良駅⇒徒歩
⇒ホテル
きょうはバスの「伊勢鳥羽みちくさきっぷ」「1DAYフリーきっぷ」を買いましたので、4回乗っても運賃は1000円ポッキリ 正直書けば、きのう「2DAYSフリーきっぷ」(1600円)を買っておけばもっとお得だったんですが…
でも、二見ヶ浦(夫婦岩)はつまらなかった…
雑誌やTV
で見たとおりの昭和の香り漂う観光地でしたし、ちょうど干潮の30分前
で潮が引いていましたし、それよりも、気の利いた昼食を摂れる店がなかった
のが、つまらなさを助長してくれました。
それで、早々に退却するべく、バス停を探して歩き始めたわけですが、ふと視界に入ったのが、この建物でした。
なんとも豪壮なお屋敷が立っています。
興味津々で入口に近づいていきますと、案内板が立っていました。
なんでもこの建物は伊勢市(旧二見町)が所有する「賓日館(ひんじつかん)」というもので、伊勢神宮の賓客の休息・宿泊施設
として藤堂藩の砲台跡地
に建設されたのだそうで、皇族を始めとするVIPたちが滞在したのだとか。
現在の建物は、1930~36年にかけての大増改築によるものなんだそうな。
入場料300円で内部を見物できる(一部を除いて写真撮影
可
)と聞いて、バスの時間を気にしつつも見物することにしました。
詳しくは後日書きますが、2階の大広間の凄まじいことといったらありません
120畳敷きの大空間に、折り上げ格天井、そしてシャンデリア、そしてそして、能舞台のようなステージ
まさしくこの世のものとは思えないスペースでした。
きょうはこの辺にとどめますが、何も知らずにさ迷いこんだ「賓日館」は、望外の大収穫になりました。
「バスに乗り遅れたのは賓日館のせいだ」のは確かですが、賓日館のおかげでモヤモヤ
したまま二見を去ることにならなかったもの、また事実です。
いやはや、驚きました。
近鉄奈良駅からホテル
に向かって歩く途中、こちらのポスターを見つけました。
奈良県立美術館で、「アメリカ現代美術の巨匠達」展が開催されているようです。
明日の予定は、「お約束の興福寺国宝館」しか決まっていませんので、訪問先の候補に加えておきましょう。
ところで、奈良県立美術館はどこにあるんだろう…
と、探してみると、東を東大寺に、南を興福寺に囲まれた県庁の裏手でした。
これなら行きやすいゾ
でもなぁ、、、まだ行ったことのないお寺や、高校の修学旅行以来一度も行ったことのないお寺にも行ってみたいしなぁ…
夕食を食べながら、もうちょっと考えます。
【追記】きのう(5月4日)、録りだめていたビデオを観ていると、4月27日放送のNHK「日曜美術館 アートシーン」で「アメリカ現代美術の巨匠達」展が紹介されていました
放送されていた時間は、朝食を食べに外出していたからなぁ…
と弁解したりして…
(2014/05/05 07:03)