新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

紀伊半島旅行記(その8:伊勢編 その2)

2014-05-24 22:54:05 | 旅行記

「紀伊半島旅行記(その7:伊勢編 その1)」のつづきは、いよいよ「お伊勢参り」です。
紀伊半島旅行3日目の旅程は当日の記事「伊勢では玄関先に一年中『しめ飾り』を吊す?」で書きましたので省略いたしまして、外宮(豊受大神宮)に到着したところから書き始めましょう。


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立て札とか由緒書きも、真新しい白木輝いているようです。


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御遷宮は内宮と同じく二十年に一度行われ 平成二十五年十月五日に第六十二回式年遷宮が行われました


と書かれている由緒書きも、社殿御装束・神宝と一緒に新調されるんですなぁ。
このあと、意外なものまで「新調」されることを知って驚くことになるのですが、まずはお参りしましょう。


「表参道火除橋」というらしい橋(左側通行)を渡って、手水舎しきたりどおりに手を洗って口を漱ぎ、、、ありゃ、


左手をもう一度清め、柄の首を片手で持ち、やや立てるように傾け、残った水が柄の部分を洗うように手を使い流す。


これをしなかった…
当日は、そんな不作法には気づくことなく、第一鳥居をくぐりました。


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参拝客の皆さんは、鳥居をくぐって入るとき&出るとき、内側に向かって一礼されています。
こんなこと、私は一度もしたことがありません
でも、「お伊勢参り初心者」の私ですから、「郷に入りては郷に従え」で、お辞儀してから鳥居をくぐりました。
そして、第二鳥居をくぐり、お札授与所(神楽殿)の前を通り過ぎると、塀越しに、もう朽ちる寸前といった風情の建物が見えました。


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何だろ、これ… と思いつつ視線を左に移すと、


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おぉ~ 木の香りが漂ってくるような新しい社殿が鎮座していらっしゃいます。
ということは、朽ちる寸前といった風情の建物」は、半年前までは正宮だったということですか?
ということは、20年前に建てられた建物
築後20年で、ここまで来ますか…


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役目を終えた社殿は、自然の中に溶け込んで(自然と同化して)いるようでした。
一方、新築正宮は、


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すがすがしい~~


140524_1_08 というのが第一印象でした。
そして、神社界ツートップの一つにやって来た という感慨が湧き上がってきました。


写真撮影(もちろんビデオも)が許されているのは上の写真の地点までで、その先は自分の五感に焼き付けるしかできません。

ところが、お参りする「外玉垣南御門」(上の写真で鳥居の内側に見える建物)にはが下げられていて、その奥が見えません

そのが、ときおり吹く風にあおられて舞い上がると、その先がチラリと見えたりして、この辺の「演出」なかなかなものです。


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外宮・正宮へのお参りを終えた私は、他の参詣客の人たちの流れに乗って別宮へ。

いわゆる「伊勢神宮」は、正式には単に「神宮」ということは知っていましたが、それと、皇大神宮(内宮)豊受大神宮(外宮)はどういう関係にあるのでしょうか?

伊勢神宮のHPによれば、


神宮とは、伊勢の宇治の五十鈴川のほとりにご鎮座の皇大神宮(内宮)と、伊勢の山田の原にご鎮座の豊受大神宮(外宮)の総称で、古くは伊勢太神宮(いせのおおみかみのみや)ともいいました。
この両大神宮の正宮には、別宮摂社末社所管社が所属しており、全てで125の宮社を数え、これらの宮社をふくめた場合も神宮といいます。


だそうです。


正宮からほど近いところに、別宮の風宮(かぜのみや)と、


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土宮(つちのみや)が立っていました。


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どちらも「未遷宮」で、向かって右側の古殿地(新御敷地)には、ぽつんと古びた心の御柱覆屋が立っています。


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一方、ちょいと坂道を上った先にある多賀宮(たかみみや)新しいお社になっていました。


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きっと正宮の正殿こんな形式なんだろうな…と、しげしげと拝見しました。


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ボテッとした屋根がかわいらしいですなぁ。


下のイラストは正宮正殿です。

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別宮の鰹木5本ですが、正宮正殿のは9本あるそうな。


あまりキリがよくありませんけれど、ここで一息入れます。


つづき:2014/05/25 紀伊半島旅行記(その9:伊勢編 その3)

コメント
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