新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

紀伊半島旅行記(その13:伊勢編 その7)

2014-05-31 23:56:30 | 旅行記

「紀伊半島旅行記(その12:伊勢編 その6)」のつづきも、伊勢神宮・内宮(皇大神宮)の見聞録です。


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手水舎(伊勢神宮では“てみずしゃ”と呼ぶらしい)で手を洗って、さぁ、鳥居をくぐるぞ と勇んだ私でしたが、鳥居の前で守衛さんたちが通せんぼしていました。


鳥居の先の右手にある「お白州(?)」で、何やら神事が行われているようで、白い装束の神職の方々がズラリと並んで座っていらっしゃいました。


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一体何の神事なのでしょうか?

白木の「畏み畏み」して、


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をお見送りして、


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はい、おしまい
(恐らくポジション順に)神職の皆さんが退場していきました。


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これほど大勢神職の行列を見るのは初めてで、これまた「さすがは伊勢神宮と思うしかありませんでした。


そして、末席の数名の方々は、裏方さんと一緒にお片付け


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この神事の「会場」は、手水舎御本家ともいうべき「五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)」に隣接していまして、ちょっくら寄ってみますか…と思ったのですが、


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昨日来の雨で五十鈴川増水しているという理由で、立入禁止でした


ん? このタイミングで「立入禁止のパーティションを設置しているということは、先ほどの神事五十鈴川の水に関連したものだったということなのでしょうかねぇ…


   


真相不明なまま、正宮(皇大神宮御垣内)を目指しましょう。


神楽殿の前を通り、しばらく歩くと、、、


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ついにやって来きました、内宮の正宮


真っ平らなところに立っていた外宮の正宮に比べて、かなりワイルドです。
土台の石垣デカい そしてナチュラル


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もう天候は回復しているものの、雨に濡れた木や岩の輝きが、自然と崇めてきた日本人の宗教観具現化しているようで、実に心地良い…


   


内宮も、外宮(こちらの記事をご参照方)と同様に、一番外の「垣」から内側は撮影禁止でした。
ですから、こちら最後(最接近)の撮影スポット


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そして、五重の「御垣」の4番目「外玉垣」から内側は肉眼で拝見することができないのも外宮の本宮と同じです。
資料によると、内宮本宮の本殿はこんな形をしているようです。


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外宮本宮の本殿と見分けがつきませんな…


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大きな違いは二つ。

まず、鰹木の数が、外宮が9本であるのに対して、内宮は10本

そして、千木の先端が、外宮では垂直になっているのに対して、内宮は水平になっているのだとか。
上の画像もそうなっています(当たり前か…


激しくキリが悪いところですが、きょうはこれまで。


つづき:2014/06/02 紀伊半島旅行記(その14:伊勢編 その8)

コメント
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