新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

THE SUPER TOUR OF MISIAをふり返る #6

2018-05-07 23:21:51 | MISIA

TVの買い替えと、それを契機に決行したリビングの大片付けのおかげで間が空きましたが、「THE SUPER TOUR OF MISIAをふり返る #5」のつづきです。

 THE SUPER TOUR OF MISIA

「THE TOUR OF MISIA」にはREMIXメドレーダンサー「つきもの」でしたが、今回の「THE SUPER TOUR OF MISIA」は、REMIXメドレーこそなかったものの、ダンサーさんが参加していました。それも、毛色の違う複数チームが…。

メインのYOSHIEさん率いる女性ダンサーズに加えて、辻本知彦さん率いる辻本組のみなさん、そして、横浜2日目Final限定菅原小春さんのソロダンス…。

というわけで、「#6」ダンサー編です。

   

まず、女性ダンサーズは、MISIAのライヴでは馴染み深いスタイルで、過去に用いられた振りを交えながら、「現在のMISIA」を盛り上げていたと思います。

実は、私、今回のツアーで一番のお気に入りのダンスだったのは、「あなたにスマイル:)」でして、4月28日の夜(横浜初日から帰ったあと)私の頭の中ではずっと「あなたにスマイル:)」のシーンがリフレインされていたくらいです。

全体としても、先輩ダンサーが創り上げた遺産を引き継ぎつつ、「現在」を盛り込んだ「Girls just wanna have fun」な YOSHIEさんの振付はお見事 でございました。

   

一方、一夜限定だった菅原小春さんのダンスは、正直言って、「逢いたくていま」にも、小春さんのダンスにも集中したいけれど、「両方一緒は無理だぁ~ってやつでした。
「逢いたくていま」は、歌うMISIAがいれば、ほかには「何もいらぁ~なぁぁい~だと思うわけで、小春さんのダンスを入れるならば、他の曲でお願いしたかったと思っています。

そうそう、「逢いたくていま」MISIAの歌小春さんのダンスのコラボレーションが繰りひろげられた「場所」は、ターンテーブルを模したステージの中央、レコードレベールを模した部分でした。
この「レコードレーベル」の中央部分が上昇して、なぜか普通のターンテーブルとは 反時計回り回転する上で、MISIAが歌い、小春さんが踊っていました。

その映像を先週土曜日のめざましどようびで観て録画したモノを何度も観て、ステージ中央の「レコードレベル」を再現してみたのがこちらです。

ほんの数秒観られただけですので、細かいところはよく読み取れなかった のですが、まぁこんな感じだったと受け取ってくださいませ。

円状に書かれたCOPYRIGHTの位置が内側過ぎるとか、バランス的に物言いしたいところはありますけれど、白い縁取りピンクの色づかいは、1st Album「Mother Father Brother Sister」CDのデザインを髣髴とさせて、20周年記念公演ステージデザインとしてはなかなかのデキだと思います。

   

さて、MISIA衣装換えのタイミングで始まった辻本組コンテンポラリーダンスは、かなりのインパクトでした。

弦一徹ストリングスが奏でる重厚なサウンドをバックにセンターステージで繰りひろげられる男性2人のダンスには目が釘付け

そもそも私がコンテンポラリーダンスを目の当たりにするのは大阪初日の公演が初めてのことで、ダンサー動き手や足の先の細部まで見落としてなるものか と大注目
おかげで、途中からメインステージ上に大勢のダンサーが登場していたことに気づかなかったほどです

あのダンスが表現しているのはなのか、ずっと考えてきましたが、横浜2日目私なりの結論が出ました。

あれは、「蜘蛛の糸」なのではないか、と…。

何物かに捕らわれてもがいている二人、それぞれなんとかその束縛から逃れることができたものの、次に待っていたのは、同様に束縛から逃れることができたもう一人
せっかく自由をつかみかけたというのに、他人を蹴落として自分だけ早く自由になりたいと思ううち、二人は争い、互いに束縛し合うことになってしまう…。

そんなストーリーを感じました。
もっとも、辻本さんの意図がどうだったのかは知るよしもありませんけど…

それにしても、あの時間、場内の雰囲気がピリッ張り詰めたのを感じていました。
人によっては「休憩タイム」「トイレタイム」とした向きもあるようですが
でも、あのダンスシーンは、「Girls just wanna have fun」というツアーの副題とはそぐわない気がする一方で、まさに芸術的っつうか、アートなひとときで、私としては、新鮮な体験でした。

コメント (4)
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