「2020年最初の関西旅行記 #2-3」のつづき、関西旅行記3日目編のスタートです。
3日目(1月27日)については、ダイジェストと呼ぶには詳細過ぎるダイジェストを書いていますので、話をそちらに振る場面も出てくるかと思われますが、まぁ、ボチボチ始めましょう。
初日・2日目と好天に恵まれましたが、3日目は起きがけにホテルの窓から眺めると曇り空が広がっていました。
天気予報を見ても、3日目・4日目はずっと雨模様だとか
それに加えて、ずっと気がかりだった関東地方の雪は、3日目の夜から4日目の朝にかけて降りそうだという予報。4日目のお昼までに雪が止めば、無事に帰れそうな気がするし、そもそもその日のうちに帰宅しなければならない理由はないわけで、いざとなれば京都にもう一泊しよう と、この時点で、既に開き直っておりました。
どうなるだろうか? とヤキモキしながら旅行しても楽しくないですからね。
で、ホテルで朝食を食べたんですが、連泊したこの新大阪のホテルの朝食、漬け物コーナーに、なぜかいぶりがっこがある
これには驚きました
秋田ベースのヤマダフーズのおはよう納豆は、日本各地のホテルで見かけますが、まさか、いぶりがっこを大阪のホテルで食べることになろうとは思いもよりませんでした
良い気分のまま、自室に戻ると、荷物をまとめてチェックアウトし、新大阪駅へ、、、と、雨が降り始めていました。
普段から、よほどのことがない限り、超軽量の折り畳み傘を携行している私は、すぐにトートバッグから傘を取りだして差すと、新大阪駅へ歩き出したのでした。
新大阪駅から新快速に乗ると、京都まではたった24分、「新幹線(所要時間:13分、料金の追加:870円)に乗る必要はないよね」です。
京都駅に着くと、すぐに八条口近くにあるホテルに行き、バッグ(折り畳み傘入り)を預かってもらい、近くのコンビニで大きめのビニール傘(長すぎた)を購入して、京都観光の準備完了です
実は私、京都駅より南で「観光」したことのある京都府内のスポットといえば、東寺と、「ほぼ奈良」の浄瑠璃寺 (旅行記)しかありません。
いや、京都競馬場には行ったことがあります 競馬場が観光スポットと言えるかはビミョーですが、(当時の)京阪・淀駅のホームから淀城の石垣は眺めました…
それはさておき、京都⇔奈良は何度も電車で往復しているのに、途中下車したことが京都競馬場に行ったとき(京都駅⇒近鉄丹波橋駅⇒丹波橋駅⇒淀駅)を除けば一度もないのは、我ながらどうしたことでしょう です。
決して避けていたわけではないのですがね…。
で、京都駅からJR奈良線の各停(103系)で出発
発車時には結構乗客が乗っていたのに、稲荷駅で、いかにも観光客っぽい人たちがドッと降りて行き、車内は閑散…
みんな伏見稲荷がお目当てなんでしょうか?
多くの乗客を降ろし身軽になったはずの電車だったのですが、途中駅で対向の電車が遅れているとかで待ち合わせがあり、定刻より約10分遅れで宇治駅に到着しました。
京都駅からの所要時間は約35分、15kmの移動にしては時間がかかりました。
宇治駅の改札を抜けると、正面に駅周辺の地図があって、A5サイズのわら半紙に印刷された「平等院への行き方」が自由に持って行けるよう置かれています。
駅で降りてもなんの観光案内もなかった JR熱田駅(こちらの記事)とはずいぶんと観光客への待遇が違いますなぁ
宇治駅前には、
いいですねぇ~、この郵便ポスト
「ご当地郵便ポスト」は、あちこちで見ましたが、そのほとんどは、普通の角型の郵便ポストの上にご当地のシンボル的な建物を乗っけたり(奈良とか、松山とか…)、上野動物園前のパンダポストのようにペイントしているだけですが、これほどそのまんまというのは初めて見たかもしれません。
これまで私は、「艮(うしとら:北東)=鬼門」とか「獅子・狛犬」の写真をコレクションにしてきましたが、今度、ご当地郵便ポストも整理してみましょうか…
宇治駅でいただいた「平等院への行き方」に従って宇治の街を歩き始めると、目に入るのは何軒ものお茶の販売店、鼻に入るのはお茶の香りでした。さすがは宇治
天理駅に漂うお香の香り、鶴橋駅に漂う焼肉の香り、私の最寄り駅に時々漂うカカオの香り、そして宇治駅に漂うお茶の香り、、、と、ご当地の香り(さすがに水戸駅に納豆の匂いはありませんでした) を感じとるのも楽しいものです。
平等院に向かう途中では、お茶の販売店だけでなく、
飲食店の多くでは抹茶入りの食べ物(定番の抹茶アイスだけでなく、抹茶ビールなんてのもあった)が提供されているみたいで、まさしく「茶都」の風情でした。
ここでまた「ヘンなもの」を見つけてしました
「上空注意」というので上を見上げてみましたが、
ただ電線が張られているだけで、なんのへんてつもないんですけど…
宇治市は何を警告してくれているのでしょうか?
御存知の方がいらっしゃいましたらご教示いただけると幸いです。
こうして観光バスじゃ体験できないことを楽しみながら、
平等院の入口までやって来たところで「#3-1」はおしまい。
「#3-2」につづきます。
つづき:2020/02/05 2020年最初の関西旅行記 #3-2