新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

久しぶりの鉄道博物館(常設展編:後半)

2010-12-26 07:18:05 | 美術館・博物館・アート

久しぶりの鉄道博物館(常設展編:前半)」のつづきです。


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私が鉄道博物館(鉄博)に出かけたのは12月23日、当然ながら一部の展示がクリスマスバージョンになっていました。
こちらの弁慶号とか、


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ED75もクリスマス仕様におめかししています。


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この「ED75 775」の車体左側前方部に「」というプレートが差し込まれています。
」は秋田車両センター(旧秋田機関区)に所属する機関車であることを示しています。
秋田車両センターは私の実家のすぐ近所(1kmほどかな?)でして、かなりなじみ深い展示品です。


   


私の気になった(≒気に入った)展示をいくつか紹介しましょう。


国鉄最初の本線用国産電気機関車」のED40模型です。


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電気機関車といいながら、蒸気機関車のように往復運動をロッド(棒)を介して動輪の回転運動に変えて走ります。モーターの回転運動を、どうして一旦往復運動に変えて、再び回転運動に変えるのでしょうかねぇ?

実物に接近すると、


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ますます、電気機関車には見えません。ちなみに、奥で白く反射している歯車がありますね。これはアプト式の歯車です。レールの真ん中にしかれた歯形のラックレールと噛み合うことで、急勾配を昇っていく仕組み。
また、写真の右端に写っている「おかっぱ頭のレール」のようなものは、電源を供給する第三軌条。地上近くに設置された「第三のレール」から電源の供給を受ける電車と言えば、東京メトロの銀座線丸ノ内線を始め、全国の地下鉄で見ることができますが、日本最初の第三軌条対応の車両は、このED40だそうな。しかも、普通の架線区間でも走れるよう、パンタグラフも装備しているハイブリッドな電気機関車です。


   


新幹線の誕生」コーナーに展示されていた運行表示板(と言うのかどうか不明)を見て、またまた思い出しました


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こちらの記事で書いたこの映画


新幹線大爆破 [DVD] 新幹線大爆破 [DVD]
価格:¥ 4,725(税込)
発売日:2002-07-21

また見たくなってきました、「新幹線大爆破」。
そういえば、この映画に出てきた運行表示板は、右端が東京で、左側が新大阪方向だったような気がするな…。


   


天気がよかったので、屋上のパノラマデッキに上ってみました。
北東の彼方には筑波山がくっきり。


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南西の方向には、かなりの強風が吹いている様子の富士山


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鉄博名物のひとつ、模型鉄道ジオラマは、入場整理券が必要な「観覧プログラム」が1日4~6回程度が行われていますが、「観覧プログラム」の合間にも、模型は動いていて(解説あり)、自由に観ることができます
並ぶのが嫌いな私は、こちらの「自由観覧」を選びました。


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と、これが予想外に楽しい
昼~夜~朝と時間経過にそって、動く電車が違うし、ライティングも変わっていきます。

私の斜め後ろで観ていた鉄子さんグループは、「感動しちゃったぁ」とおっしゃっていました。

今度来る時は、正規の(?) 観覧プログラムを観たい気がしてきましたよ。


   


前に来た時に比べて、電車の中でお弁当を食べられるフレンドリートレインがずいぶん増えていました。鉄博のレストランや駅弁売り場は混む時は結構混みますので、大宮駅で駅弁やお弁当を買って、フレンドリートレインの中で食べたらよろしいかと思います。

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