きょう、「ラ・ラ・ランド」を観てきました。
考えてみれば、私が映画館でミュージカルを観たのは初めてだったかも…
ミュージカル自体は、ブロードウェイとボストンで生の舞台を観たことがありまして、セリフや歌詞はまったく聞き取れなかったものの
、アメリカ人はミュージカル
がホント大好き
なんだと体感して、最後は周りの観客
と一緒にスタンディング・オベーション
したものでした。
そんなベースから「ラ・ラ・ランド」を観ると、こりゃ、アメリカ人にウケる
よなぁ~と思います。
確か、トリュフォー(大好きな映画監督
)が「ミュージカルはSFの極みだ
」的なことを言ったとか言わないとか何かで読んだ気がしますが
、作品の冒頭から、「これは夢の世界なんだ」ということを思い知らされて、理屈で観るのをやめると、そこから先は、ただチャゼル監督の手のひらの上でもてあそばされた感じでした。
う~む、面白かった…
「泣き笑い」のラストシーンまで、見入りました、魅入りました
とりわけ、ヒロイン(Mia、Misiaではない)のエマ・ストーンが、ホント、良かった。作品の中に何度も写真が登場するイングリッド・バーグマンなんかと比べると、「美人」とは言いがたい容姿ながら
、何とも魅力的…。
バイトしながら、女優を目指す女性という現実感もさることながら、ダンスシーンでのステップなんぞは、ほれぼれ
いたしましたです。
私は、「ラ・ラ・ランド」をほとんど予備知識なしでを観たのですが、監督:デミアン・チャゼル、音楽監督:ジャスティン・ハーウィッツって、あの怖ぁ~い「セッション」
(感想はこちら)と同じコンビなんですな
そんなこともつゆしらず、「ラ・ラ・ランド」を観ているときは、「やはり、時代はJazzか?」なんて思っていたのですが…
浦和駅前のシネコンで「ラ・ラ・ランド」を観た後、大宮へ買い物にハシゴしたのですが、いてもたってもいられず、大宮のCDショップで「ラ・ラ・ランド」のサントラCDを購入してしまいました。
![]() |
ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック |
ジャスティン・ポール, ジャスティン・ハーウィッツ |
|
ユニバーサル ミュージック |
アカデミー賞の発表は、日本時間で明日AM。
13部門で14ノミネート(だったかな…)と大好評
の「ラ・ラ・ランド」、恐らく、ドバドバ
と賞を獲得するんじゃなかろうかと思います。
なんたって、アメリカ人はミュージカルが大好きなんですから
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