東北地方太平洋沖地震が発生してから2週間が経ちました。
数分間の地震と、その後の大津波が引き起こした災厄は、およそ現実離れしたもので、人的被害の全貌すら判っていません。昨夜のNHK ニュースウオッチ9で、行方不明の家族を探す人たちの様子が伝えられていましたが、もう気の毒で気の毒で…。
避難生活も「過酷」のひとこと。
物資を避難場所へヘリコプターで空輸することはできないものだろうかと思います。
家族を失った人、家財を失った人、残ったものは自分の命だけの人…。
なんとか支えてあげたい…。
一方、地震や津波の直接的な被害の少なかった首都圏でも、浦安のように上下水道・ガスが不通になっている地域もあるほか、どこに行ってももの不足だし、平日には計画停電がつづいているし、そして、野菜や飲料水から放射能が検出されるという状況です。
網の目以上に入り組んだ日本経済の仕組みが、あちこちで寸断されて、加えて計画停電の影響もあり、復旧するのはかなり大変なようです。
さらに、始めのうちは、「みんな大変なんだから」と受け入れられていた計画停電も、グループ間の格差や、東京23区の大部分が計画停電の対象外になっていることが明らかになってきて、不満が高まってきています。
もし、セントラル・リーグが当初の主張どおり、29日から公式戦を始めて、東京ドームでナイトゲームなんぞが行われていたとしたら、東京ドームは焼き討ち
に遭っていたかもしれません。
不患寡而患不均 不患貧而患不安 (論語)
寡(すくな)きを患(うれ)えずして均(ひと)しからざるを患う、貧しきを患えずして安からざるを患う
です
私は以前から電池(単1、単3、単4、そしてボタン電池数種類)は買い置きしてありました。そして、単3は充電タイプのものを10本近く使い回していますから、電池不足には十分に対応できると思っていました。
ところが、数日前のこと、夕食の支度をするべく、ガスコンロに火をつけようとしたところ、カチカチいうだけで、さっぱり火がつきません。
一瞬、ガスが来ていないのかと思いましたが、すぐにガス臭が漂いだしたものですから、あわてて換気扇を回しました。
どうやら、点火用の電池が切れたようです。数年に1回交換する程度の使用量の電池が切れた…。
しかも、点火用の電池は、備蓄していない単2ときた
とりあえず、川越の喫茶店(記事はこちら)でもらってきたマッチで点火しました(タバコ用のライターは使い物になりませぬ
)。
その後、コンビニや家電量販店を覗いたものの、電池は軒並みほとんど売り切れで、単3と単4がちょびっとだけ売られている程度のものです。
さて困ったぞ、ということで、さっき、こんなものを買ってきました。
小さな電池をより大きな電池の代わりにすることのできるアダプターです。
さっそく、単3電池をアダプターにセットして、
ガスコンロに装着
ガスコンロの点火装置は見事に復活したのでありました
私の場合、メインバンクのみずほ銀行から他行に振り込む際の手数料は、月3回までは無料です。
3月24日の記事「今、私にできること」に書きましたように、すでに振り込んだmudefの他、日赤、岩手県、宮城県、仙台市、福島県に、それぞれ少額ながら寄付金・義援金を送ることにしていました。
「月3回までは無料」をフルに活用するべく、今月中に2カ所、来月に残りの3カ所へ振り込もうかとも思いましたが、はっきり言って面倒くさい
ということで、さっさと振り込んできました(あの迷惑千万なみずほ銀行にだけ振込手数料を払うのはしゃくに障る
ので、日赤へは郵便局から)。
ちょっとだけ心のつかえが緩んだ気がします。
【追記】単2の乾電池を探して、ダイソーに行ってみたところ、あっけないほど棚に何セットも並んでいました。
私としてはとりあえず1個でよかったのですが、3個パックしか売られていなかったもので、そいつを買ってきました。
お値段は当然のように105円(税込) 偉いなぁ、ダイソー
(2011/03/27 12:24)
返信ありがとうございます。
私もまだ3年目ですがサポーターズ会員ですので、
「mudef」の活動については、会報や星空のライブのDVDを通じて見てきましたし、「HOPE FOR JAPAN」については徒然煙草さんと同意見です。
早速、西條剛央さん(すいません、条→條でした)のブログを見ていただきありがとうございます。
私がツイッターで西條剛央さんを知ったのは、西條さんが現地入りする直前でした。
テレビや新聞などで報道されている内容とかけ離れた被災地からのレポートを読んでいくなかで、その後の行動力、劇的に変わっていく支援の規模…。
僅か一週間足らずで、Amazonからの全面協力を取り付け、昨日はGACKTさんの全面バックアップ、東大阪市市長の野田義和さんから直接西條さんに電話が入り、陸前高田市長と東大阪市市長が支援について話されるそうです。(東大阪市では岩手県より支援を断られたそうです)
行政が出来ない事、現地に行けない私を含め多くの人達にとって勇気を与え直接支援の方法を作ってくれました。
多くのボランティア活動のひとつかもしれませんが、MISIAの活動と共に西條さんの活動も微力ですが協力出来ればと思っています。
そして、少しずつでも誰もが出来る持続的な支援が必要だと思いました。
コメントをありがとうございます。
被災地への援助の件ですが、最近の報道を通じて、日本赤十字への寄付は、住民の人たちを直接支援する上でスピードに欠けることがよく判りました。
MISIAの、というか、mudefの「HOPE FOR JAPAN」は、集まった寄付金を、現地で支援活動にあたっているNPO・NGOへの支援に向けるそうです。この方法は、かなり即効性と効果が大きいのではないかと感じています。
西条剛央さんのブログを拝見しました。
TVや新聞では判らない、現地の状況や具体的な要望が生々しい…。
こうしたことは、西条さんのブログに出ている陸前高田市や南三陸町だけではなく、あちこちの地域で起こっていて、多くの地域では、それが発信されることもなく、住民の皆さんは、ひたすら耐乏生活を送っているのでしょうね。
現地の「有志」たち個人の力に頼らざるを得ないことが歯がゆい…[E:bearing]
すべての避難所や被災地域の不足物資(品名と数量)や要望を具体的にとりまとめて、支援を呼びかける仕組みが必要なのだろうと思っています。
東北関東大震災の被害に遭わなかった地域・自治体でも、急いでそんな仕組みを考えることが必要だと思います。
私も、もう少し考えを深めてみます。
ありがとうございました。
MISIAの記事ではライブの感想は勿論ですが、台湾遠征のMISIAとの出会いが気になっています。
多趣味な徒然煙草さんのいろいろな情報や旅行記も楽しみにしています。
今回の地震災害についてですが、日赤などへの募金では、現地の被災者への分配に時間がかかりすぎているなど不満な点もあったのですが、"アマゾン"で避難所で足りない物資を公開して、(随時、変更追加あり)それを私達が購入して直接避難所に届けるということを始めています。
今は陸前高田のみですが、こういった活動が広がればより直接的に身近に感じられるとおもいます。
徒然煙草さんはよくアマゾンを利用されているようなので、宜しければ記事にしていただければと思いましたので…
もし、興味をお持ちになりましたら、西条剛央さんのブログも覗いて見てください。
追伸
今回のMISIAツアー は国際フォーラム、神奈川県民ホールに参加予定です。