一昨日のブログに関連して、〝パン屋の元都議〟後藤 雄一さんの「今週の日記2010年4月20日(火)」(http://www.gyoukaku110ban.jp/diary/nikki-index.html)の〈ぼやき〉に、
『今朝の東京新聞/筆洗/石原慎太郎と新井将敬、そして「黒いシール事件!!」
が書かれている/27年前の事件を思い出した。(←クリックしてください)/
新銀行、オリンピック招致、たちあがれ日本、/つぎの思いつき?は何だろう?/
迷惑な人だ!!早く消えて・・・!!!』
とあった。
全く同感である。東京新聞の「筆洗」は以下の通り。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/
column/hissen/CK2010042002000065.html】
【コラム】筆洗 2010年4月20日
若手の論客として知られた新井将敬という政治家がいた。東大卒、旧大蔵省のキャリア官僚出身のエリートだったが、株取引での利益供与を要求した証券取引法違反容疑が浮上し、衆院が逮捕許諾の議決をする直前に自らの命を絶った▼在日韓国人として生まれ、十六歳の時に日本国籍を取得した新井氏は一九八三年に旧衆院東京2区から初出馬、落選した際に悪質な選挙妨害を受けた。選挙ポスターに「元北朝鮮人」などと書いた黒いシールを大量に張られたのだ▼それを思い出したのは、永住外国人への地方参政権付与に反対する集会で、石原慎太郎東京都知事が「(帰化した人や子孫が)国会はずいぶん多い」などと発言したからだ▼選挙区内の新井氏のポスターにせっせとシールを張って歩いたのは、同じ選挙区の現職だった石原知事の公設第一秘書らだった。「それ(帰化)で決して差別はしませんよ」と集会で知事は語ったが、彼の取り巻きが過去にしでかしたことを思い起こせば、そんな発言を誰が信じよう▼与党幹部には帰化した子孫が多いという発言の根拠はインターネットだという。そりゃあ、石原さん、いくらなんでもちょっと無責任すぎるよと言いたくなる▼あからさまな差別的発言を大きく報道したメディアは本紙だけだった。「またいつもの放言だ」と取材側がまひしているならかなり深刻だ。
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