asahi.com(http://www.asahi.com/politics/update/1210/TKY201212100195.html)の記事と東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012121190070836.html、http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012121101001228.html)。
「白でなければ、黒と判断すべき」、「疑わしきは活断層に」。
『●大飯原発「疑わしきは活断層に」についての「つぶやき」』
『●断層を否定した者は居なかった: まずは大飯原発を止めるべき』
敦賀原発がそうならば、大飯原発もそうすべきなのでは? 大飯原発については再稼働を継続している意味が分からない!?
また、これまで断層の可能性が高いことを知りながら、運転してきた電力会社や政府の責任を一体どうするつもりなのか?
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【http://www.asahi.com/politics/update/1210/TKY201212100195.html】
2012年12月10日17時3分
敦賀原発の再稼働認めず 規制委「活断層の可能性高い」
日本原子力発電敦賀原発(福井県)の敷地内の断層を調査している原子力規制委員会は10日、外部の専門家を交えた現地調査の結果を検討する評価会合を開いた。原子炉建屋直下を通る断層は活断層の可能性が高いとの意見で一致した。国のルールでは活断層の真上に原子炉建屋を建てることを認めていない。敦賀原発は再稼働できずに廃炉を迫られる公算が大きくなった。
評価会合で、田中俊一委員長は「今のままで再稼働の安全審査はとてもできない」と述べ、現段階での再稼働は認めない考えを示した。
敦賀原発の敷地内には1、2号機の原子炉建屋直下を含む約160の断層がある。さらに、活断層の「浦底断層」が原子炉建屋の約200メートル東を通る。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012121190070836.html】
敦賀原発 運転認めず 直下活断層と判断
2012年12月11日 07時08分
日本原子力発電(原電)敦賀原発(福井県敦賀市)の断層(破砕帯)を調べた原子力規制委員会の専門家チームは十日、評価会合を開き、2号機直下を活断層が通っている可能性が高いと判断した。国は活断層の真上に原発を建てることを禁じており、規制委の田中俊一委員長は「運転再開の安全審査はできない」とし、運転は認められないと表明。敦賀原発は廃炉を迫られる公算が大きくなった。
敦賀原発では、1、2号機の東約二百五十メートルの敷地内を、活断層である浦底断層が走っている。浦底断層から枝分かれするように約百九十本の破砕帯が原子炉直下などに通じている。当初、浦底断層から延びる2号機直下に続く「D-1破砕帯」が、浦底断層につられて動くかどうかに主眼が置かれていた。しかし、現地調査では、浦底断層と破砕帯が交わる場所近くの試掘溝で地層の大きなずれがあることが確認された。
このずれを中心に、十日の会合でチームの専門家四人が議論した結果、ずれは十数万年前以降の比較的新しい時期に、浦底断層の活動に伴って生じたものだと判断された。
チームは、むしろこのずれこそがD-1破砕帯の本体である可能性が高いとの見方を示した。島崎邦彦委員長代理も「ずれはD-1破砕帯の延長か分岐の上にあると考えられる」と指摘した。2号機の下を活断層が通っていることの証拠になると結論付けた。
これを受け、会合に出席していた田中委員長が運転は認められないとの考えを示した。十二日の規制委の定例会に結論を報告し、各委員に諮る。
会合では浦底断層の危険性を問題視する意見も相次ぎ、チームの宮内崇裕千葉大教授は「原発直下の破砕帯以上の脅威。こういう活断層が敷地内にあることが驚きだ」と批判した。島崎氏も「活断層があると分かっていれば、普通、原発は建てない」と述べた。
規制委は敦賀を含め全国六原発を対象に断層調査を進める。
大飯原発(福井県おおい町)では関西電力に試掘溝を拡大するよう指示し、東北電力東通原発(青森県東通村)は十三、十四日に現地調査をする予定。
残る関電美浜(福井県美浜町)、日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(同県敦賀市)、北陸電力志賀(石川県志賀町)の三原発は、年明け以降に調べる。
(東京新聞)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012121101001228.html】
敦賀の問題の断層、過去に調査 日本原電が2号機建設時
2012年12月11日 06時41分
原子炉直下に活断層がある可能性が高いと認定された日本原子力発電敦賀原発(福井県)をめぐり、30年以上前の2号機建設時に行われた国による安全審査で、今回問題となった2号機直下の破砕帯(断層)や敷地内の活断層を原電が追加調査していたことが11日、分かった。原子力規制委員会の現地調査団メンバーで、活断層が専門の鈴木康弘名古屋大教授が明らかにした。
今回、調査団が問題視した破砕帯や活断層を、国や原電が当時から認識していた実態が浮き彫りとなった。審査では危険とは認識されず、「問題はない」とする原電の調査結果が認められた。
(共同)
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