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●(狙撃兵)《貧困や差別をはじめ、その根源に向けて矢を放つメディアの存立基盤は、そうした報道姿勢なりを支えてくれる人々がいてこそ》

2022年02月11日 00時00分02秒 | Weblog

[※ 筑紫哲也 NEWS23とメディアの未来 望月衣塑子が尋ね 金平茂紀が語る (週刊金曜日、2021年12月03日1356号)↑]]


(2022年01月30日[日])
武蔵坊五郎記者による、長周新聞のコラム【ブルージャパンへの9億円/コラム 狙撃兵】(https://www.chosyu-journal.jp/column/22577)。

 こりゃぁ、衝撃だね…。CLPDappiとは全く異質であるが、「ブルージャパンへの9億円」ってどういうことか。やってることは自民党やお維と変わらない、と言われても仕方ない。今までも投票したことは無いが、今後も投票することは無いなぁ、とますます心新たにしてしまったよ。政権交代するためには野党共闘するしかないのだが、立憲以外に頑張ってもらうしかない。今や自民党びいきの連合との関係も。
 でも、まぁ、《権力者に追従する側》《デマやフェイクで人を騙す側》、政権与党の関わるDappi問題をまずは解明して下さい。

 前川喜平さんのつぶやき:

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https://twitter.com/brahmslover/status/1483261120949649413

前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmslover

しんぶん赤旗、CLP、読売新聞、DAPPI。特定の政治勢力の色が付いていると言って一緒くたにするのはおかしい権力者を批判する側か、権力者に追従する側かの違い。真実を追求し掘り下げる側か、デマやフェイクで人を騙す側かの違い。この違い方が百万倍重要だ

午前11:13  2022年1月18日
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   『●ニッポンは民主主義国家なの? ――― 天下の自民党が血税使って
      デマ・ヘイトまがいの野党攻撃、世論誘導…衆院選前に実態解明を!
   『●《黒田さんは「差別」と「戦争」を最も憎んだ。人々の幸福実現が
     新聞の最大の使命なら、それを最も阻害するのが差別と戦争だからだ》
   『●お維の大阪府と包括連携協定の下足番広報紙…《メディアの役割は
     府政の監視をし、その政策を客観的・批判的な視点から報じること》
   『●三つの忸怩たる思い…ジャーナリストとしての思い、あぁ、アベ様の
     NHKをまたしても批判せざるを得ない思い、情けなきBPOへの思い
   『●エール ―――《そんな世の中において、一つの言論機関としての矜持を
       持ってやっていく、しかも…貫くことの大変さは身に染みてわかる》

 (狙撃兵)《メディアと権力の関係がズブズブで、いまやジャーナリズムといっても足腰が立たないほど堕落し、腑抜けになってしまったという認識はあるものの、これでは身も蓋もないではないか――》。(斎藤貴男さん)《失われ尽くしつつあるマスコミの矜持と信用》…堕ちていく一方。
 (狙撃兵)《しかし、そんな世の中において、一つの言論機関としての矜持を持ってやっていく、しかも権力に寄生するのでなくいいたいことをあからさまにいい、欺瞞のベールを引き剥がしに行くこと、「書けない記事は一行もない」を貫くことの大変さは身に染みてわかるからこそ、CLPが特定政党から資金提供を受けていたことについては批判しつつ、その再起にはエールを送りたいと思う。貧困や差別をはじめ、その根源に向けて矢を放つメディアの存立基盤は、そうした報道姿勢なりを支えてくれる人々がいてこそで、安易にまとまったおカネに身を委ねてしまうと、そこからは相手が誰であろうと必然的に支配される関係になるほかない。いつも苦しいときこそが踏ん張り所なのだ

 マガジン9のコラム【言葉の海へ 第193回:年頭、5つの出来事(鈴木耕)】(https://maga9.jp/220112-6/)によると、《①人質事件と貧困… ②卑しい笑顔… ③NHKのデマと河瀨監督… ④ネットメディア… ⑤オミクロン株と米軍基地 …地球は、暗い新年を迎えた…のか。》《確かに、政党や政治団体から資金提供を受けることは、慎重の上にも慎重を期さなければならない。CLPはすでに株式会社化しているとのことだから、営利企業としてスポンサー付きの番組を作ることはあってもいいかもしれない。しかしその場合は、その旨をきちんと明示しなければならない。そうでなければ、それこそ自民党の隠れ別動隊であったことがバレて、いつの間にか活動停止してしまった「Dappiと同じ轍を踏むことになる。まあ、恥ずかしげもなく「大阪府との包括協定」なるものを結んだ読売(ぼくはもう、読売を新聞とは呼ばない。読売は新聞であることをやめたと思うからだ)のような例もあるけれど、それとCLPの問題とはやや性格を異にすると思っている。ぼくは、小さいけれど、ふたつのネット上のメディアに関わっている》。

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https://www.chosyu-journal.jp/column/22577

ブルージャパンへの9億円
コラム 狙撃兵 2022年1月16日

 自民党から資金提供を受けて世論煽動に勤しんでいたDappiの騒動に続いて、今度は野党の立憲民主党もブルージャパンなる広告会社に4年間で9億円もの資金を提供していたことが明るみになっている。ブルージャパンには元SEALDsの中心メンバーが在籍していたとか、登記に記載された住所には事務所などなくペーパーカンパニーなのではないかとか、いったいそれだけのカネを支払って立憲民主党はブルージャパンを通じて何をしていたのか等等の疑問が浮上している。令和2年だけで3・4億円が支払われ、過去4年間で9億円というのは、公共メディアを標榜するCLPに支払っていた軍資金1500万円とも比較にならないほどの大金であり、誰が養われていたのか、そのカネは何に費やされたのか? に注目が集まるのも当然だろう。

 今のところ真相は明らかになっていないが、「元SEALDsが養われていた」というのが事実であれば、な~んだ…安保法制反対で有名人みたいに持て囃された(罪作りなのは持ち上げた大人たちでもある)後は立憲にぶら下がってメシを食っていたんだね…と哀れに思えてならない。むしろ大学を出たばかりのいたいけな若者たちをカネで囲い込んだ立憲に対して何やってんだ? という感情が沸いてくる。活動家然として政治でメシを食っていく、立憲の手駒として政党助成金という税金に寄生する運命に誘ったのだとしたら、それまた大人の罪作りではないか。4年で9億円という数字はそれほど衝撃的なのだ一方で事実ではないのなら、本人たちの名誉のためにも身の潔白を証明するなり何らかの発信をしなければ、安保法制反対闘争で一定の役割を果たした若者集団SEALDsとて特定政党にカネで囲われた集団として認知され、「Dappiと同じじゃないか」「右も左もやっていることは同じなんだね」という世間の評価が定着することは免れない。いずれにしても、真相を解明しないことにはどうしようもない問題である。

 いまや電通博報堂といった広告会社と国政政党が契約を結び、あの手この手でプロモーションに勤しむのがあたりまえのようになっている。あるいは、DappiをはじめとしたSNS上のインフルエンサーをカネを投じて作り上げ、さもそれが世論であるかのようにでっちあげたり組織化にも余念がない。Qアノンしかり、いかにも現代的というか、SNS等等によって世論を煽動するやり方も手の込んだものになっている。結局のところ、それらはカネによってひねり出されるプロパガンダなのである。郵政劇場しかり、小池劇場しかり、カネでメディアをジャックして世論を煽動するという権力側の手法が大手を振るうようになり、与党も野党もますます依存度を深めているといえる。

 しかし、原点に立ち戻って考えたときどうだろうか。議会とは“言論の府”であり、本来であれば政治家及び政党はみずからの言論で勝負しなければならないはずだ何を為すのかを有権者に語り、その政策実現のために汗を流し、支持者を獲得していくのが本筋であろう。ところが近年はそうした努力は怠り、もっぱら広告会社に身を委ねたプロモーションやイメージ戦略に依存して、その善し悪しであっちに吹かれ、こっちに吹かれというような張りぼても多いそれでいったい何が政治家かと思う。与党にせよ、野党にせよ、みずからの政治家としての言葉で勝負できないような連中、吹けばたちまち飛んでいくような連中は一掃されて然るべきだろう。自力がないことを自覚しているからこそ、その他の飛び道具に課金して、現実を糊塗しているのだ。 武蔵坊五郎
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