(2024年12月31日[火])
袴田冤罪事件の検証らしきもの…酷いね。証拠の捏造には知らぬ顔。畝本直美検事総長は未だに冤罪を認めていないようだ。
死刑一歩手前だった袴田巖さん。一方、飯塚事件、冤罪で死刑執行された久間三千年さん。
『●《いまも、死刑囚のまま》な袴田巖さん…《周囲に「自分は23歳だ」と吹聴
…「彼がプロボクサーとしてデビューした年齢…今も闘っているのだ…」》』
『●《袴田巌さん…静岡地裁…無罪(求刑死刑)を言い渡した》…当然の「無罪」
判決が漸く! 検察がこの再審判決に対して控訴するなど許されない!!』
『●再審判決・無罪…《事件当時、東京新聞は、袴田巌さんを犯人とする報道を
しました。袴田さんと家族の人権、名誉を傷つけたことを深くお詫び致します》』
『●《<無実者を罰することは、犯罪事実よりも犯罪的である>…無実の人を罰する
のは究極の国家犯罪といえる。理不尽な刑事司法とはもう決別すべき時だ》』
『●西村カリンさん《これ以上、あってはならない行動をしないで下さい。そして、
巌さんと姉・ひで子さんに謝罪した上で…違法な行為を検証して下さい》』
『●検察・警察、裁判所、マスコミによって《大きく人生を変えられたのは、
巌さんだけではありません。巌さんを58年支え続けてきた、姉のひで子さん》』
『●検察は控訴せず、無罪が確定…自白の強要や証拠の捏造など、袴田冤罪事件
の被害者、袴田巖さんや袴田秀子さんの58年間の残酷な日々に報いるには?』
『●袴田冤罪事件、何の反省もない検察の《控訴断念》を受け、漸くの謝罪記事
…マスコミの罪も非常に重い…検察が控訴したら、どうしたのだろうか?』
『●控訴断念、畝本直美検事総長談話…(袴田事件弁護団事務局長・小川秀世さん)
《無罪判決が確定すれば、だれも巖さんを犯人として扱ってはならない》』
『●工藤隆雄氏《日本の司法には昔から冤罪体質があり…事件の背後には後に
「冤罪王」「昭和の拷問王」と呼ばれた紅林麻雄という静岡県警の刑事がいた》』
アサヒコムの6つの記事。
【袴田巌さんの再審無罪、最高検が検証結果を発表「犯人と決めつけた」】(https://www.asahi.com/articles/ASSDV1F2FSDVUTIL00LM.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《1966年に静岡県清水市(現・静岡市清水区)でみそ製造会社専務一家4人が殺害され、強盗殺人罪などで死刑が確定していた袴田巌さん(88)が再審で無罪になった事件をめぐり、最高検は26日、再審請求審と捜査・公判の問題点について検証した結果を公表した。検察の取り調べについて「袴田さんの供述に真摯(しんし)に耳を傾けたものとはいえなかった」などと指摘した。報告書は、「再審請求手続き」と「捜査公判上の問題」という二つの側面から検証した。袴田さんに対する取り調べについて、「警察官の取り調べは任意性を欠き、検察官は警察の取り調べの影響を遮断する措置が十分ではなかった」と指摘。そのうえで、検察官による取り調べは「袴田さんを犯人だと決めつけたかのような発言をしながら自白を求めるなど、供述に真摯に耳を傾けたものとはいえなかった」とした。再審請求審が長期化した要因…》。
【証拠の捏造「現実的にあり得ない」 最高検、検証結果で改めて否定】(https://www.asahi.com/articles/ASSDV23GCSDVUTIL014M.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《1966年に静岡県清水市(現・静岡市清水区)でみそ製造会社の専務一家4人が殺害され、強盗殺人罪などで死刑確定後に再審(裁判のやり直し)で無罪となった袴田巌さん(88)の事件をめぐり、最高検は捜査などの検証結果を26日に公表した。再審判決が指摘した捜査機関による三つの捏造(ねつぞう)について、「現実的にあり得ない」と結論づけた。9月にあった再審判決は、①検察官が作成した袴田さんの供述調書②犯行着衣とされた「5点の衣類」③衣類のうちズボンの端切れについて、県警や地検による捏造と認定。袴田さんが確定審(元の裁判)で犯行を否認していたことなどから、捜査機関には「捏造を現実的に想定しうる状況にあった」と指摘した。報告書は①について、検察官…》。
【袴田さんの弁護団が会見 最高検と県警の検証は「がっかりする内容」】(https://www.asahi.com/articles/ASSDV3PWPSDVUTIL01CM.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《袴田巌さんの弁護団の小川秀世事務局長は26日午後、静岡市内で記者会見し、最高検の検証と県警の事実確認について「不十分な、がっかりする内容だ」と批判した。 今年9月の再審判決では5点…》。
【袴田巌さん無罪の検証「犯人と決めつけ自白要求」 最高検と静岡県警】(https://www.asahi.com/articles/ASSDV42SYSDVUTIL01BM.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《最高検は、検察官の取り調べを「犯人と決めつけたかのような発言をしながら(袴田さんに)自白を求めた」と指摘。県警は、警察の聴取を「供述の任意性が否定され、不適正であったと言わざるを得ない」として、取り調べ手法に問題があったと認めた。最高検の報告書はA4サイズで87ページ。冒頭で「無罪を否定するものではなく、袴田氏を犯人視しない」とし逮捕から無罪確定まで58年かかった経緯を検証した》、《検察官「君以外に犯人いない」 検察官が取り調べで「君以外に犯人がいないことは確定的」「君がやったんだろ」などと発言したことを挙げ、「犯人と決めつけたかのような発言をしながら自白を求めた」と認めた。再審請求審が40年余かかり、審理が長期化した点も分析。1981年に申し立てられた第1次再審請求審については、申し立てから8年余が経った段階でも裁判官、検察官、弁護人の打ち合わせは3回のみだった点から「裁判所が積極的に審理を促進する方策が十分でなかった」と指摘した。検察側が弁護側の証拠開示請…》。
【検察「犯人視し自白要求」 証拠捏造は反論 静岡県警「取り調べ不適正」 袴田さん冤罪検証】(https://www.asahi.com/articles/DA3S16115346.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《…件で、最高検と静岡県警は26日、捜査・公判の検証結果を発表した。最高検は、検察官の取り調べを「犯人と決めつけたかのような発言をしなが…》。
【三つの捏造、認めず 再審判決の認定 最高検、強く反論 袴田さん冤罪検証】(https://www.asahi.com/articles/DA3S16115393.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《「検察に問題はなかった」――。死刑囚だった袴田巌さん(88)の無罪確定までを検証した報告書を最高検が26日に公表した。ただ、再審判決が認めた「捏造(ねつぞう)」については強く反論し、専門家からは「自己弁護だ」との批判の声があがった》、《■「現実的にあり得ない」 請求審に40年超「問題なし………」》。
『●飯塚事件…《裁判所は…検察に証拠品のリストの開示を勧告…したが、
検察は「裁判所に権限はない」「事案の解明に意味はない」などと拒否》』
『●飯塚事件再審請求を却下…「女の子を見たのは2月20日ではなく別の日。
当時、捜査員に見ていないと伝えても『いや見たんだ』と押し切られた」』
『●飯塚事件、冤罪で死刑執行…「証拠品リスト」を何故に出し渋るの? リストを
公開すると何か問題でも? 警察や検察が証拠や証言を捏造する国ニッポン』
一方、飯塚事件。
福岡高裁が開示勧告したのは《証拠品リスト》ですよ? リストを公開すると、無実なのに久間三千年さんを死刑にしてしまったことが露見してしまうのでしょうね。自信を持って死刑にしたのならば、堂々とリストを公開すればよいはずなのに。
共同通信によると【飯塚事件で検察が裁判所勧告の証拠開示せず】(https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc544d2ebfa74390971595fca27f50fe6ff61ce?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20241227&ctg=dom&bt=tw_up)によると、《福岡県飯塚市で1992年、小学生の女児2人が殺害された「飯塚事件」で死刑執行された久間三千年元死刑囚の第2次再審請求即時抗告審で、弁護団は27日、福岡高裁が開示勧告した証拠を検察側が開示しなかったと明らかにした》。
FBSの記事【【飯塚事件】「提出する必要はない」検察は証拠開示に応じず 弁護団「真相の解明に誠実ではない」 第2次再審請求】(https://news.ntv.co.jp/n/fbs/category/society/fsfae22194c2f34c0b874a3f819f61dc59)によると、《そして27日、検察は裁判所に「勧告には応じられず証拠品リストを提出しない」と伝えたことが分かりました。理由について検察は「これまでに取り調べられた証拠を総合すれば、提出する必要はない」としています。これに対し、弁護団は「裁判所の勧告を正面から受け止めておらず、真相の解明に誠実ではない」と検察の対応を厳しく批判しました》。
清水潔さんのつぶやきが全てを物語る:
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【https://x.com/NOSUKE0607/status/1872847966828105954】
清水 潔@NOSUKE0607
死刑執行後に冤罪の可能性が指摘されている「飯塚事件」。再審の請求審で検察は証拠開示をしないと。裁判所が開示勧告したのにそれでも拒否とは、つまり「冤罪がバレる証拠が残っている」と自供したも同然。これも袴田事件のように間違った判決だったのでしょう。
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飯塚事件再審請求 検察は証拠リスト開示しない意向 (https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20241227/5010026659.html)
…元死刑囚は一貫して無罪を主張し、家族が行った2回目の再審請求について、福岡地方裁判所はことし6月、再審を認めない決定を出し、弁護団が即時抗告しています。ことし10月、福岡高等裁判所で開かれた検察と弁護団、それに裁判所による3者協議では、裁判所が検察に対し、事件に関わる証拠のリストを開示するよう勧告していました。弁護側によりますと、回答期限の27日、検察は証拠のリストを開示しない意向を裁判所に伝えたということです。…
nhk.or.jpから
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午後0:32 · 2024年12月28日
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【https://news.ntv.co.jp/n/fbs/category/society/fsfae22194c2f34c0b874a3f819f61dc59】
【飯塚事件】「提出する必要はない」検察は証拠開示に応じず 弁護団「真相の解明に誠実ではない」 第2次再審請求
2024年12月27日 19:29
1992年に福岡県飯塚市の女児2人が殺害された「飯塚事件」の第2次再審請求です。裁判所が検察に勧告していた証拠開示について検察は27日、「応じられない」と回答しました。
(久間元死刑囚)
再審=裁判のやりなおしを申し立てているのは、1992年に飯塚市の女児2人を殺害したとして死刑が執行された久間三千年(くま・みちとし)元死刑囚の家族です。
現在、福岡高裁で2回目の再審請求をめぐる審理が続いています。
第2次再審請求で弁護団は、事件当日に女児2人を最後に目撃したとされた女性が「女児を見たのは別の日」などと、当時の供述内容を否定する証言を新証拠として提出しました。
裁判所は2024年10月、この女性などの初期供述や、証拠品リストなどを開示するよう検察に勧告していました。
そして27日、検察は裁判所に「勧告には応じられず証拠品リストを提出しない」と伝えたことが分かりました。
理由について検察は「これまでに取り調べられた証拠を総合すれば、提出する必要はない」としています。
これに対し、弁護団は「裁判所の勧告を正面から受け止めておらず、真相の解明に誠実ではない」と検察の対応を厳しく批判しました。
最終更新日:2024年12月27日 19:29
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