エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

貧しきものこそ、心豊か を地で生きる

2017-01-28 02:23:17 | 聖書の言葉から

 

 

 

 
日々の痛み
   子どもと一緒 改訂版  真実は、不思議を感じる心から生まれてくるものらしい。 p55冒頭。      も...>続きを読む ビ......
 

 

 大竹しのぶさんに関するブログへのアクセスが、ビックリするほど多く、今日もそれが続いています。真実・正直・誠実べの願いを感じます。

 大竹しのぶさんのお爺さん、吉川一水のことを初めて知ったのは、朝日新聞[2.9, 2010]夕刊一面のコラム「ニッポン  人脈記」シリーズの「神と国家の間 9」で、大竹しのぶさんの母方の祖父、祖母、父、母が取り上げられた時です。早野透さんの署名記事です。

 お爺さんが吉川一水(かずみ)で、内村鑑三の聖書集会に出ていて、その後、東海汽船サンフランシスコ支店勤務、今回のファミリーヒストリーで知ったことだですが、その後、仙台の尚絅女学校の教員を経て、無教会の独立伝道者へ。『使命』という聖書雑誌を出して、伝道していたことも、今回のファミリーヒストリーで初めて知りました。収入は、ほんのわずかだったでしょう。

 野村實先生の弟子で、キリスト教図書出版社のオカノユキオさんから聞いた話ですが、「2人で1人分稼げればいい」。それで伝道するのだと聞きました。わずかな収入のほとんどは、奥さんの八重の針仕事によるものだったでしょう。現実には、「2人で1人以下の稼ぎ」だったことでしょう。

 大竹しのぶさんのお父さん、大竹章雄も高校教師だったことは、ファミリーヒストリーで初めて知りましたが、結核で病気がち。やはりほとんどの稼ぎは、奥さんで、吉川一水と八重の四女のゑすてるさんのはたらきによるものだったと言います。それだからこそ、章雄は「貧しい方が、心豊かなんだよと威張っていました」と大竹しのぶさんは、記事の中で述べています。

 「清貧」と言うのは死語になって、久しい感じですが、自己中心、すなわち、自分や組織に囚われて、悪・悪・悪がはびこっている今のニッポンに必要なのは、何よりも真実であることを改めて感じていますね。

 

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