エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#アイデンティティ #青年と危機 #アマゾン書評から #封印された賢慮の塊

2018-02-05 03:31:00 | エリクソンの発達臨床心理

 
インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 根拠のない希望、根拠のない自信
       信頼の貯金が破たんした国、ニッポン   風の中の永遠  人は空を見上げることが必要です。自分を超えた存在に思いをはせて生き......
 

 

アマゾン書評から

 

1.0エリクソンの封印が,田中由恵さんも解らない もう1つの誤訳の山です

 

 鑪幹八郎さん,近藤邦夫さん,西平直さんらの翻訳も,ひどいものですが,新しい翻訳の田中由恵さんの翻訳も,エリクソンが施した封印が判らないものだから,直訳的な誤訳の山でしょう。全部を読んだわけでもないし,全部読む予定もないので,「でしょう」になりました。ただ,counterplayerが「対抗者」となっている時点で,エリクソンのライフサイクル心理学の全体像が,田中由恵さんには,少しも判っていないことが,ハッキリしますので,全部を読む価値はないと,判断できます。
 counterplayerは,英和辞典にも,英英辞典にも載っていない,エリクソンの造語で,特別な意味を込めて使っているのに,それを機械的に訳しているところに,エリクソンの翻訳は田中由恵さんには,荷が重すぎるのだと感じますね。counterplayerは,遊び相手,パートナー,あるいは,ピッタリの相手,といった意味です。
 ここにまた,誤訳の山が1つ再生産されたところに,日本の学界と出版文化のレベルの低さが露呈したことを残念に,悲しみたいと思います。
 Feb. o4, 2018記す」

 

 エリクソンのライフサイクル心理学の奥深さと,封印された賢慮の塊です

 


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