≪人と人としての繋がり≫と≪ウソの繋がり≫現代人、特に、平で働く人が、ものづくりをしなくなってしまったので、世界と自分の繋がりを実感できなくなってしまった、それで≪得するから群れに加わること≫...
沖縄と安倍晋三首相の関係は、≪ウソの関係≫なのか? それとも≪真の関係≫なんでしょうか?
今晩、NHKの「総理秘書官が見た沖縄返還~発掘資料が語る内幕~」を見ました。
1972年5月15日、月曜日の朝、国立第一小学校で、私は校長先生が「今日、沖縄が日本に返ってきました」という話をしたことを覚えています。でも、その時、朝鮮戦争がまた始まったら、隣町の立川市の西から瑞穂町まで広がる横田基地が「外国の攻撃をされても仕方がない」と時の首相、佐藤栄作がアメリカと密約していることなど、知る由もありませんでした。
今日のNHKの「総理秘書官が見た沖縄返還~発掘資料が語る内幕~」で、佐藤栄作総理の秘書官だった楠田實さんが残した第一級の資料は、アメリカが朝鮮半島で戦った場合、日本が戦争に巻き込まれても仕方がないことを、ニクソン大統領と、秘密裏に確約していたことを物語っていたんですね。これは、憲法九条を踏みにじり、日本市民の反発が予想されたから、コッソリと「口外しないでね」と条件づけて日本とアメリカの間で約束していたことが、歴史的事実として、明らかになりました。佐藤栄作総理の密使だった若泉敬さんが残した資料が「核の再持ち込みが、事前協議があればOK」という密約の存在を示していることを考え合わせると、沖縄返還と沖縄から核を撤去する代わりに出した日本側の条件は、日本の憲法を蔑ろにし、日本の市民の命を脅かすことになるものであったことが明確になりましたね。その結果、沖縄の基地にはいつでも核兵器が持ち込みが可能になり、さらには、沖縄だけではなく日本にあるすべての米軍基地が戦争に巻き込まれても仕方がない、とされたわけですね。
そして今。マザコンで、佐藤栄作元首相の大甥の安倍晋三首相の強がりのために、より「積極的に戦争に加担する」ことができるようにしている訳ですね。今まで自民党政権が、コッソリとやってきたことを、イケシャアシャアとやるばかりではなく、「外国にも殴り込みもしますよ」ということにしようとしてんですからね。
私どもがしなくてもならないこと、それは憲法九条を生かすために、自衛隊を縮小し、廃止すること、沖縄の基地は全部廃止すること(ついでに、原発も全て廃止すること)だ、と私は考えますよ。
それは、沖縄と安倍晋三首相の関係が、、≪ウソの関係≫、ウソとゴマカシの関係、押し付けの関係、一方通行の暴力的関係であるのを止めて、やり取りのある、誠実で、≪真の関係≫にすることなのですから。
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