発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.163の,第2パラグラフから。
発達のいろんな側面に注目し,特に,親,教員,仲間との関係に着目して,スローフと仲間たちが発見したことは,親は単に,対処できる範囲の興奮を収めることに役立つだけじゃなくて,赤ちゃんが自分の興奮を整える力も育てるのに役立つ,ということでした。いつも興奮しすぎたり,対処できないことに晒された子ども達は,抑制と興奮を上手に調整する脳の発達ができませんから,何か動揺するようなことがあれば,また対処できないだろう,と思ってしまうようになります。
発達トラウマ障害(DTD)の子どもの一面をよく示しています。教室に入れない子,教室に入っても,落ち着けない子,何かあると,教室から出てしまう子,学校に行けない子など,いろんな落ち着かない子どもが,ここでヴァン・デ・コーク教授が示してくれている状態です。
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