エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

教室に入れない子…子どもの脳

2017-02-20 06:24:11 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
発達トラウマを癒すのは、真実な関係
   耳のお話  嗅覚も素晴らしい。 The Sense of Wonder 『不思議を感じる心』から p84の冒頭から。   ...>続きを読む......
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.163の,第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 発達のいろんな側面に注目し,特に,親,教員,仲間との関係に着目して,スローフと仲間たちが発見したことは,親は単に,対処できる範囲の興奮を収めることに役立つだけじゃなくて,赤ちゃんが自分の興奮を整える力も育てるのに役立つ,ということでした。いつも興奮しすぎたり,対処できないことに晒された子ども達は,抑制と興奮を上手に調整する脳の発達ができませんから,何か動揺するようなことがあれば,また対処できないだろう,と思ってしまうようになります

 

 

 

 

 発達トラウマ障害(DTD)の子どもの一面をよく示しています。教室に入れない子,教室に入っても,落ち着けない子,何かあると,教室から出てしまう子,学校に行けない子など,いろんな落ち着かない子どもが,ここでヴァン・デ・コーク教授が示してくれている状態です。

 

 

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