以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

早い!安い!?

2014-07-09 13:43:59 | 日記
ココに「美味い!」が伴えば、、、



私は個人的に吉◯家さん家の牛丼、、、つゆだくに生卵、紅生姜で具が見えない位真っ赤にしたのが大好きですが。。。





モジュール類の修理で「早い!安い!」をウリにされている業者さんに御依頼されるお客様も多いかと存じますが。。。

結果、「不味かった~!」と、ならぬ為に最低限クリアしておくべき事を。。。




①モジュール修理に行く前に、、、
診断機による診断作業をプロの手にて必ず行い、故障コードがあれば必ずプリントアウトして保存しておくこと。

簡易診断機でも発生している故障コードは拾えます。

モジュール自体にメモリされている故障コードは診断機じゃなければ把握出来ませんので、故障メモリがモジュール類の故障から発生している場合、修理の重要なポイントとなります。


②モジュール修理業者さんに診断機によって取得したエラーコードのプリントアウトを基に、不調等の症状を克明に伝えて相談をする。
ココで、、、経験値豊かな業者さんであればモジュールの状況をイメージし、追加で調べて戴きたいデータをお願いする場合があります。

遠方等で、通販のやりとりになった場合には、対象モジュールを取外して業者に送付。
モジュール分解後の正式な修理見積を依頼する。
見積確認の上で、保証やアフターについて不明点をクリアーにして納得した時点で依頼する。。。

現車を持ち込みの場合はモジュール修理業者にてお客様立会いの上で診断機による診断を受け、故障の状態を把握した上で修理概要について説明を受ける。
診断機によって検査した結果、取得したエラーがモジュール類の不良か否かの判断や、点火不良やインジェクターの動作不良、燃料リッチ等も現車診断で見えるところなので不明点があれば質問してみましょう。























で、、、モジュール類のみ、又は現車持込みでモジュール修理を施工後の確認ですね。。。



③モジュール類のみ持ち込みの修理であった場合には、現車装着後の動作チェックですね。。。
この時点で、修理相談時からモジュール修理業者さんに注意事項(ハーネスやスロアク交換等)を伝えられていた場合には必ずクリアしてからモジュールを装着する事が重要です。
ハーネスがショートしていたりすると、折角修復したモジュールがまた破損する事になります。



因みにGMモジュールのブレードヒューズが一本でも飛んだら、オルタネータやセルモーターのPOSケーブルの絶縁劣化という場合もあります。

モジュール類が故障する原因の中には自然劣化故障と外的要因故障という二通りの故障があります。

外的要因とはハーネスの劣化等による短絡発生による過大電流、負荷側のモーターやコイル等の破損によって発生した短絡による過大電流流入が殆どです。



業者さんによって提示された注意すべき事項やアドバイスに沿ってモジュールを復帰。。。
目出度くお車の調子が復活!

医者の上手なかかり方じゃないですけど、遠回りしないで確実に治す為に良いお付き合いをお奨め致します。。。

モジュール修理後もアフター面でお気軽にお付き合い出来る位が素敵ですよね。

安全第一。