昨日、一昨日と梅雨の合間の晴れ間だと思ったら、今日も朝のうちは晴。
週間天気予報も関東に限れば、曇の日が多いものの、梅雨らしい雨は降らないようです。
梅雨の季節になったので、いよいよ紫陽花(アジサイ)の花も本格化し始めるかと、我が庵から歩いて十分から十七分のところ、流山・前ヶ崎のあじさい通りと東部あじさい苑へ、花の様子を見に行くことにしました。
途中にある富士川べりの田んぼもすっかり青々としてきました。すでに蛙の合唱が始まっています。
時計草という名の花だそうです。流山市前ヶ崎にある民家の玄関先で見つけました。
原産地は中南米。写真で見たことはありますが、実物は初めて見ました。地球上の生命体ではなく、どこか遠い宇宙からやってきた植物という感じがします。
最初にあじさい通りを歩きました。花を開き始めた株が多くなってきたので、全体的な眺めは白っぽい印象を受けるようになりましたが、桜にたとえればまだ一分咲きともいきません。
流山市の観光パンフレットには、あじさい通りの長さは250メートルとありますが、歩いてみると、それ以上ありそうです。
紫陽花が植えられている斜面に沿って歩いてみました。途中、一か所だけ途切れるところがありますが、自分の歩幅を元に測ってみたら、450メートルもありました。
これより東部あじさい苑。
あじさい通りの終わったところから200メートル少々歩くと、また100メートルほどつづく群落があります。
あじさい通りと違って、東部あじさい苑は杉林の陰になっています。日当たりはよくなさそうですが、両方を較べてみると、咲き方には大差ないようです。日当たりは関係ないのかという気もします。
この二枚の画像は散策途中で見かけた民家の庭先です。両方とも日当たりのよい場所にありました。
これまで考えたことはありませんでしたが、我が庵周辺には紫陽花を植えている家が多いように思えます。本土寺という紫陽花で著名な寺が近いせいで、庭木を植えようと思ったとき、無意識のうちに紫陽花を思い浮かべるのでしょうか。
我が庭の一画にこしらえたドクダミ畑です。
去年引っ越してきたときは、この草が持つ独特の臭いに耐えられず、引っこ抜いて廻ったものですが、ドクダミ茶のつくり方を教わったので、今年は区画を限定して伸びるのに任せてあります。
カモミールを合わせてお茶にする方法もあるようです。カモミールはローマンもジャーマンも去年播いた種からいくつもの花を収穫することができました。このドクダミももう少し背丈が伸びたら刈り取って陰干しにし、我が健康管理のために使おうと思います。
一輪だけですが、秋桜(コスモス)の花が咲きました。
種の入っていた袋に記されていた能書きによると、種を播いて七十~八十日で草丈1メートルほどになって開花する、とありました。
私が種を播いたのは三月六日ですから、九十日かかったことになります。ただし草丈は30センチもありません。