梅雨はどこへ行ってしまったのか、と思ってしまうような天気つづきでした。週間天気予報でも土曜日まで雨マークがないと思っていたら、今朝は雨……。
ところが、夕方には陽射しの出る天気にあと戻りして……。
五月中の梅雨入りは異例-と華々しく花火を上げたものの、じつは梅雨入りはしていなかった……と、二転三転、菅直人氏や東電のようなことにならなければよいのですが。
本土寺参道にはこんな幟が立てられるようになりました。日曜日から紫陽花(アジサイ)見物らしき人の姿が多くなってきています。
境内に一万株もあるという本土寺の紫陽花を見るためには入山料を払わなければならないので、どの程度咲いているものかわかりませんが、椎と楠の並木に陽射しを遮られる参道の紫陽花はまだほとんど咲いていません。
紫陽花を模した金平糖。
お手玉ほどの大きさでしかないのに一つ¥400。四色あるのですが、なぜか三つセットで¥1000。
見物客は少しずつ多くなっても、まだ店の売り上げに寄与する、というところまでは行かないようで……。
あじさい茄子。このあたりはなんでも「あじさい」。
買ったことがないので、どんな味がするのかわかりませんが、これは漬物です。
あじさい葱というものも売られていて、こちらは生野菜。長葱と浅葱の中間ぐらいの太さの葱です。
今年になって開店した花屋さん。中央奥は喫茶ルームになっていて、幟に書いてあるソフトクリームを売っているようです。
枇杷(ビワ)の実が少し色づき始めています。
葉っぱがほしいと思うけれども、枝を折るのは人目があるし、人目がなくても抵抗がある、と思っていたら、運のいいことに一週間か十日置きぐらいに強風の吹く日があり、十枚から二十枚ぐらい葉っぱのついた枝をたたき落としてくれます。
私は靴の中敷き代わりに枇杷の葉を敷いています。
昨七日の午後、枇杷の樹を捜しながら、天形星神社まで行きました。
天形星神社に住まう野良殿です。
ごくごくたまにしかこられないのに、私のことを忘れずにいてくれるらしいので、黒介(くろすけ)と名づけました。
できることなら頻繁にきてやりたいのですが、我が庵からこの神社まで片道四十分もかかるので、そうそう気軽にくる、ということはできないのです。
帰り道、少し遠回りをしたら、途中のアパート前にこんな美人猫がいました。首輪はしていませんが飼い猫のようで、食事を済ませたばかりだったのでしょう。いままでのドライフードのほかに、じゃこ煮干しも持つことにして、早速提供したのですが、一口も食べてくれませんでした。