桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

二月十四日

2009年02月14日 23時53分59秒 | 日録

 今日十四日は惟任日向守殿の月命日であります。世ではバレンタインデーなどといっておりますが、おぢさんとは無縁なものであります。

 日向守殿が京都小栗栖の野で、無念の最期を遂げられたのは、天正十年六月十三日ということになっておりますのに、なぜ昨日ではなく、今日十四日が月命日なのかというと、江戸時代までは実際は翌日未明の出来事なのに、夜明けまでは前日の出来事としていた、という堺屋太一説(「鬼と人と」)が合理的な考えだと思い、それに従うことにしたからです。
 遙か昔から六月十四日を御命日として法要を営んでいる日向守殿所縁のお寺もあるのですから、決して私の一存でも独断でもありません。
 月命日だからといって特別なことをするわけでもありません。阿弥陀如来(合金の小さな仏像です)にお水をお供えし、焼香して手を合わせるだけです。

 今日は業腹な土曜出勤と思っていましたが、ちょっとうれしいことが二つありました。
 ブログ友達である大分県の女子高生(※実際は女子中学生でした)くのいちが、おぢさんのこのブログをブックマークしたと報せてくれたことです。
 女子高生に注目されるなど、こそばゆいことじゃが(くのいちの物言いを真似たのじゃ)、素直に受け止めれば、うれしいことに違いないのじゃ。気が向いたら、くのいちブログも覗いてやってほしいのじゃ。
http://blog.goo.ne.jp/kunoichi44/

 もう一つは、三十三歳のおねいさんが「どんなことでもおぢさんのいうことを聞けるお人形のようになりたい」とメールをくれたことであります。「いうことを聞ける人形」などとはマゾ女が御主人様を求めているようにも聞こえますが、物知りのおぢさん(おぢさんがいっているのではありません)にいろんなことを教えてもらって、賢くなりたいというニュアンスの、おねいさんなりの言い方です。このおねいさんは所謂メル友であります。

 またすぐに寒くなるようですが、関東地方はこの日一日、春を思わせるような陽気だったこともうれしいことでした。その暖かさに頭がボケたわけでもないでしょうが、鞄にカメラを入れるのを忘れました。
 勤め先近くの「こぶし公園」で野良猫たちがのんびりしている様子、ほんの少しふくらんだかなと思える辛夷(コブシ)の蕾……。被写体は結構ありましたのに、指をくわえて見ているほかありませんでした。
 カメラ付き携帯があるのですが、かつて肝心なところで手ブレ画像しか撮り得ず、以来使わないことにしてしまいました。



 添付する画像がないのも寂しいので、去年の六月十四日、その年初めて花を開いた我が庵の桔梗を載せました。
 ベランダで何年も桔梗の花を咲かせておりますのに、日向守殿の祥月命日に初開花というのは去年が初めてのことです。

 バレンタインデーなど無縁と書きましたが、じつは昨日の夜、馴染みの飲み屋のママからチョコレートを貰いました。おぢさんより六つ若いだけですが、そういう歳だとは感じさせぬ美人ママです。
 義理チョコも極まれりの義理チョコなのに、鼻の下を伸ばしていると思われるかもしれませぬが、うれしいものはうれしいと素直に受け止めようと思います。

 今日のおまけはマーク・ノップラーです。おぢさんの好きなギタリストの一人です。
https://www.youtube.com/watch?v=6pR1cVgk7Is



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