~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

オープン参加!!イベント・おはなし会・ワークショップ情報!!

★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

雨が耳にひっかかる時

2012年01月23日 | 創作
 
  雨はどこまで


耳に聞こえる雨音、
果てはどこまでなんだろう
近くも遠くも奏になって 聞こえてくる

風が強弱をつけてるのか
地が緩急をつけているのか

聞こえないところがあったなら
人の手の中なのか
肌に沁みたのか

漂ってくる冷たさ
身震いする重さ

雨はどこまで遠く
どこまで昔を どこまで胸を
奏になって打つのだろう

雨が流れる
人の頬を


(1・23  典子)




八重洲ブックセンターおはなし会便り♪

2012年01月23日 | おはなし会・語りの会
雪の後、冷たい雨模様の土曜日。
1月の八重洲ブックセンターお話し会の日、とっても寒かった~~~。

最初、書店のおはなし野原もがらんと静かでした。
笛を吹いてみると、ちらちら子どもたちの姿。
野原にちょこんと子どもたちが集って、お話し会のはじまりはじまり。



お父さんたちは、少し離れたところからにこにこ見守って、
おはなし大好きという3歳の男の子のお母さんは、野原に座ってにこにこ笑顔をくれました。
3歳4歳くらいの子どもたちは、やっぱり、お父さんお母さんが傍にいてくれるといいですね。
それだけで、安心します。

ここ、恵比寿の八重洲ブックセンターのおはなし会に集う子どもたちは、地元の子どもたちではなく、
「たまたま用があって、恵比寿、初めてです」の皆さんがほとんどです。
だから、本当に偶然の貴重な出会い。

初めて私に会い、私の声を聞き、そして私とおはなしの時間で遊ぶ。
でも、すぐに打ち解ける魔法があります。
それは、おまじない。
不思議です。
距離が近くなり、次から次にみんな手を伸ばします。



絵本もたくさん読みましたが、
人数も少なかったので、わらべ歌遊びは、立っちゃいました。
書店の片隅で、わらべ歌の声が元気に響いて、輪になって遊ぶことなんてそうはないですよね。
絵本とわらべ歌、おはなしとわらべ歌。
みんな一緒に楽しむのが、一番自然な形。
そう思っています。

おはなしの時間は、心が寄り添う時間です。
子どもたちの屈託ない笑顔や、夢中で話しかけてくる丸いお目目を見ていると、
ふと思います。
今、きっとこうして、いろんなところで、お話し会が行われていて、
子どもたちは、いいお顔しているんだろうなぁって。

子どもたちみんなが、雨の日も、雪の日も、どんなに寒い日でも、
こうして温かな楽しい時間を過ごしてほしいと願っています。

語りは『あんもちみっつ』
三つ目のあんもちをおじいとおばばどちらが食べるか
にらめっこで決めようとして、最後にはおばばが負けてしまうおはなしです。
子どもたちは、み~んな「半分ずつにしたらいいのにね」といっていました
そうだよね。仲良く半分こがいいよね。

楽しい時も、みんなで分かち合いたいですね。

次回は、2月18日(土)14:00~です。


来週日曜日1月29日(日)は、国立増田書店のおはなし会です(11:00~)
絵本、おはなし、わらべうたで一緒に楽しい時間を過ごしましょう