打越通信

日記ふういろいろ

GWと被災地と

2011-05-03 20:11:47 | 淳の不定期日記
仕事が一段落して、4月29日から10日間のゴールデンウィークへ

親父が熊本から被災地に行くというので、同行した。

たまたま、長期休暇ではあったが予定が何もなかったのだ。

何かしら力になるならと、同行したが現地はひどい有様だった。






















現地に着いて、言葉を失った

人間はあまりに無力で、自然の前ではテクノロジーの発展など
すべてが無意味だと見せつけられているようだった。

3日にわたり、ほぼ主要な津波被害地を見て歩いた

「何か自分でも手伝えることはないか?」
とも思っていたが、過剰なボランティアは迷惑だと現地に着いて思い知らされた。

ただ、ボランティアがしたいと言って現地に行っても宿泊場所すらないのだ。
それが逆に、被災された方々には迷惑となる。

そう気づき、早めに切り上げた。



ただ、人間は強い。
被災された方々は、とても強かった。
「必ず!必ず自分たちの町を、ふるさとを、育った場所を、自分たちの力で復興させて見せる」と

いくら、人間が自然には敵わないとはいえ、その前向きさには心を打たれた

未だに現地では、自衛隊の方々や全国各地の警察の方々が応援に来ていた
長期にわたる不明者の捜索、復旧作業はとても大変だと思う
疲弊が目に見えてはいたが、決して弱いところは見せなかった
そのパワー、優しさ、強さがとても眩しかった


とある避難所で、1ヶ月に渡って応援に来ていた自衛隊の方々が
任務を終え、被災された方々に別れの挨拶をしているところに遭遇した

「ありがとうございました!」
「私たちも頑張るから!」
「あなたがたのおかげです。一生忘れません」
避難所は拍手と涙と自衛隊員に対しての感謝の気持ちで溢れていた。



きっとこの光景は、忘れることはできないだろう




飛び石連休

2011-05-03 10:20:10 | 日記ふう
3連休の後の出社日、朝7時に家を出て駐車場にクルマをおいて、てくてくと熊本駅まで歩く。
白川のほとりには春の草花が今年も咲いていた。
今日は黄砂がすごいようだ。



7時43分のいつもの「みずほ」だ、連休の合間、やはり乗客は多いが家族連れが目立つ。
仕事は、ほぼ一日打ち合わせで終わった。
18時、事務所を出て娘に連絡をいれると、今から準備して出てくると言う。



博多駅まで歩いて、博多シティのビルに入った、初めての阪急だ。



地下の食品売り場に行くと、さすが阪急、有名店をそろえているようであっちこっちに行列が出来ていた。



ウインドショッピングという言葉があるが、私にとってはあまり関係の無い言葉のようで、どちらかというと人の流れを見ているほうに興味がある。
そんな人ごみをブラブラと約30分ばかり時間をつぶした。
娘のキップを買って、新幹線改札前で待つ。



娘が息を切らしてやってきた。
19時11分の「さくら」に乗り込んで熊本に向かった。
実は妻も今日は新幹線で実家に行っている。
北に南に、はじめてのGWを迎える新幹線は込み合っていた。