後片付け

朝、グッチからの電話で目が覚めた、時計を見ると６時半を少しまわっていた。
急いで会場だった公園へむかう、むかうと言ってもすぐそこなのだ。
夏祭りは８時３０分頃には終わり、テントの柱以外は前日夜にすべて公民館まで運びこんでいた。



打ち上げでのビールサーバーで作るビールの旨かったこと、朝の６時からの炎天下の中での作業、この一杯ですべてが消えたのだ。
打ち上げは１１時頃には終わり、約５名はそのまま夜の街にむかったそうだ。
朝の４時まで飲んで、６時には作業をしているんだから凄いもんだ。
さてさて、５張り分のテントの柱を軽トラで運びこんで、今度は公民館の倉庫の整理だ。
いらなくなったものを思いっきり整理して、順序良くしまっていく。
８時頃にはひと段落、会長から金一封が出たので、再び公民館に入り再びビールで乾杯だった。



夏祭りはいつも８月に行ってきた、校区の盆踊りや火の国祭りなどとスケジュールがぶつからないようにとの事だ。



しかし今年は思い切って７月の開催だった。
打ち合わせでもあくまでも「夏祭り」と言うことで、盆踊りにこだわらないことにしたようだ。



しかし夕立も無く、今度の土日だったら台風の影響も出るだろうし、ちょうど良かった。



子供たちの笑顔が今でも頭の中に残っている。

みんなでワイワイ騒いでいるところに、ケータイに訃報が入ってきた。
親父の従兄弟にあたるオジサンが亡くなられた。
親父より１歳年下だけど、行政書士をされ八代の市議を長年やって来られた方だ。
親父が一番信頼をし、ライバル的な良い関係の人だった。
そういうわけで今日は休みをとって告別式に行って今帰って来た。