打越通信

日記ふういろいろ

新幹線の影響力

2012-01-20 08:39:39 | 日記ふう
寒い中を熊本駅まで歩く。
黒いコートにネックウォーマー、それでも寒いのが熊本の寒さだ。
8時43分のみずほ602号を待つ。
下りホームに8時33分発のさくら405号が入線してきた。
この列車は800系なので6両編成。



見ていると運転手さんがオレンジ色の6と書いた札を見ている。
自分の体をその真横に停めた、たぶん一番後ろの車掌さんドアを開けて停車位置を確認しているのだろう。
この前ラジオで山手線の運転手をしている人が話をしていた、乗客をスムースに乗り換えさせるにはこの停車位置は重要であると、自分だったら誤差は10cm以内だと話をしていた。
九州新幹線の場合は博多以外はすべて安全策がある。
停車位置がずれると大変な事になる。
そんな事を思いながらさくらを見送っていたら、のぼりのみずほが入って来た。
この列車、鹿児島を出発して次の駅はこの熊本なのだ。



先頭に並んで車内に入ると、窓側の席はほとんど埋まっている。
つまりこれだけの人たちが鹿児島から熊本を通り抜けてどちらかに行かれるわけだ。



熊本からの乗客は通路側か3列席の真ん中になるわけだ。
しかしそれでも座れない人たちは空いてる車両に移動するか、デッキで立ったままになる。
12kmにもなる筑豊トンネルを抜けると博多着の案内が流れる。



今では通過駅になった博多駅に着く。
そこで乗客は一斉に降りるのだ。



つまり鹿児島からの乗客と熊本からの乗客は博多を目指していたのだ。
これはひょっとすると鹿児島から通勤している人もいるのかもしれない。
そう思うと新幹線の影響の凄さがわかるのだ。