恵方巻き

今年は２月３日で今年の恵方は北北西だ。
いったい恵方は誰が決めているのやら。
干支が決めているってことらしい。
正確には北北西やや右なのだ。
だから北北西やや右って北よりなのか？
方位でいえば３４５°、北を０°で３４５°ですよ。

恵方巻きなる習慣、私の幼いころはなかったように思う。
調べてみると

＜豊臣秀吉の名前が出てくるし、江戸時代の終わり頃、大阪の商人たちの商売繁盛と厄払いの意味合いで、立春の前日の節分にこの恵方巻の習慣が始まったとされたと言う説などがある。＞

つまり商業的な行事としてスーパーやコンビニの売上が落ち込む２月に最近大々的に行っているものだ。
太巻きをその年の恵方に向かって食べるといった、いたって単純なものだ。
この前歯医者で待たされていたとき、テレビでこの恵方巻きの特集をやっていた。
高級料亭でも今はこの恵方巻きを販売している。
そして次はすき焼き屋の恵方巻き、すき焼きのタレ混ぜたご飯に具はすき焼きの肉だった。
極めつけは金ぴかののりで巻いたロールケーキ。
しまいにはペット用の恵方巻きまで販売されていた。
そして方向を知るにはスマホが使われていた。

３４５°の方向に全国の人々が一斉に太巻きを食う、思っただけでも凄まじい光景なのだ。
ＮＨＫはかたいのでフジあたりで特集すると面白いかも。

さあさあ、次の商業的イベントはと考えると、チョコレートがあったのだ。