打越通信

日記ふういろいろ

手術

2012-02-29 07:30:20 | 日記ふう
手術は8時45分からだと言うので8時前には病院に行った。
妹も朝一の新幹線で駆けつけた。
母も少し不安げな気も見せたが、早く手術をしてこのいたみから開放されたのだろう、意地を見せていた。
手術前になると近所の親戚の人たちがぞろりとやって来た。
なんと6名の人たちが母の手術に立ち会ってくれるという。
そんな近所のおじさん、あばさんに励まされて、いよいよ手術室に入っていった。
手術は約一時間と聞いていた。
売店に行って茶菓子と飴とお茶を買っておじさん、おばさんに配った。
そして母の骨折の状況を説明した。
高齢者になるとちょっとした転倒で起こりやすいので気をつけるように言うと、皆さん真剣な顔で頷いていたのだ。



1時間たって手術室の前に来た。
1時間半が過ぎて一人の患者さんが出てきた。
術中に何かあったのか、と不安が募るのだ。
2時間経とうとしたときベッドに横たわった母が出てきた。
以外に明るい顔をしていた。
近所のおばさんたちも駆け寄って声をかけていた。
母はそのまま集中治療室に運ばれ、面会謝絶になった。
妹と急いで売店に向かい弁当とお茶を6人分買った。
見舞いに来てくれたおじさん、おばさんに配った。
母の心配りである。
おじさん、おばさんが帰ったあと、担当医に術後の説明があった。
レントゲンの写真を見ながら、今後の事を聞くと、5日後からリハビリに入り、3週間くらいで退院できると言われる。
そんな訳で手術は成功のようだ。
説明を受け、集中治療室に入り母にそのことを伝えると喜んでいた。
術後の感染症の対応なのだろう母のベットの上には抗生物質の名前の点滴が吊るされていた。