打越通信

日記ふういろいろ

落し物

2015-02-06 20:35:01 | 日記ふう
昨日は夜八時過ぎから眠たくてしょうが無かった。
同室のおしゃべりのオヤジにもイヤホンを耳にテレビを見るふりして返事もしなかった。
実はその前日の夜、そうだ2時半(夜中)頃にあまりに痛くて目が覚めてしまったのだ。
右手の筋を痛めてしまってもう3週間を過ぎた。
最初は肘から手首辺りに痛みが出て、食事もままならない状態で左手でスプーンを持って食事をしてた。
していたといっても今も痛みが激しいときは左手で食っている。
人間っていざ食事となるとなんとかなるものだ、3週間以上そういう状態なのですっかり慣れてしまった。
だんだん痛みも取れてその夜は痛み止めの薬を飲まずに寝てしまったのだ。
いざという時に備えてナースセンターで薬はもらっていたのだが、夜中の2時半に痛みが出て、薬を飲んだが効き始めるまで30分くらいかかるので、すぐには眠りにつけず、起床はいつも通りの5時半だったのだ。
つまり昨日は朝から睡眠不足状態で一日ボーっとした状態で過ごしたのだ。
おまけに木曜日の午前中は近くの温泉に行く日と決めている。
一緒に行っていた脚の悪いオヤジは、病院から外出許可が出ないため行くことは出来ない。
帰棟の時間があるので風呂には30分程度しか浸かれないし、着替えも右手の痛みでままならない。
時間がかかるし新しい下着との交換も必要だし、時間との戦いなのだ。
病室に戻りジュースでも買おうとジャンパーのポケットに入れたくまモンの小銭入れを探すが無いのだ。
確か入浴料を買うときその小銭入れから出したので、多分脱衣場でポケットからこぼれたのだろう。
朝から散歩がてら物産館の中にある温泉の受付に行き状況を説明した。
なんと落し物としてフロントに預けられていたのだ。
なんとも嬉しいことなのだ。
しばらく公園のベンチに座り、本でも読もうと思ったがリックを忘れてしまった。
立春の過ぎたというのに朝夕はとても寒い。



でも日中は太陽の日差しを浴びてポカポカだった。
しばらく公園に座り親子で遊んでいる情景を見ながらゆっくりとした時間を楽しんだ。